仕事がつらいと感じたとき

【適応障害とHSP】再発の原因は頑張ること依存

今回は適応障害とHSPついてお話しするね。HSPで適応障害と診断された人は多いんじゃないかな。

この理由は、HSPが変化に敏感でNG項目が多く苦手な環境が多いから。

適応障害とは、ある特定の状況に適応できないこと。それがストレスになり耐えられないことだよ。

また、ストレスになる状況から離れると自然に改善させることも特徴なの。

適応障害と診断されると、自分が普通の感覚ではないと知ってショックを受ける人もいる。

そして、再発を繰り返していたら、

「ストレスから離れたら治るはずなのに。この障害と一生付き合っていくの?」

なんて途方に暮れているかもしれない。だけど、HSPは障害ではない。脳の仕組みが人と違うだけ。

適応障害は誤診?

現在では、企業も心の不調について興味を示すようになって、職場でのメンタルヘルスが浸透してきたね。

だから、心療内科で診断書をもらって提出すれば簡単に休職できる。

健康診断で「メタボ」と言われるのと同じくらい、適応障害と診断されることが一般的になったの。

全てが誤診というわけではないけど、HSP気質に対してのケアが必要なのに、適応障害の症状のみ対処されて苦しみ続けている人がいる。

だからこそ、環境を変えて休めば治るんだと安易に考えないでほしい。根本的な原因に対処しなければ適応障害の症状は繰り返す。

HSP気質は、適応障害を併発しやすい。とはいえ、まずはストレスの原因から離れることと休養が最優先だよ。これは適応障害じゃなくても同じ。

だけど、回復してきたら一度しっかり振り返ってほしい。なぜその環境がストレスだったのか?そして、何をしたら回復したのか?

ここの対策を取らないと、症状は消えても生きづらさは変わらないから。

環境を変えてストレスから離れても再発する

適応障害は、ストレスの原因である環境から離れると回復すると言われている。

だけど、新たな環境でも同じような症状を繰り返してしまうなら、頑張ることに依存していないか疑ってみてほしい。

適応障害と診断された人にとって最も大切なことは、ストレスの元をしっかり把握すること。

  • その環境のなにがストレスなのか?
  • なぜそう感じたのか?
  • なぜその環境を選んだのか?
  • なにが自分と合わなかったのか?

単純に「環境を変えて休めばいい」としてしまうと、体調が回復したときに、同じような環境を選んでしまう可能性がある。

それで、また頑張ることでチカラを得ようとする。

さらに、一度ドロップアウトした経験があるから「自分は弱く人に迷惑をかけてしまう人間なんだ」というセルフイメージがつきやすい。

だから「頑張らないと」と、また負荷をかけるような環境を自ら選んでしまう。頑張ることに依存している人は、なかなか適応障害が治らない。

頑張って頑張って限界を超えないと不安

頑張ることがやめられない人がいる。

身体を壊す、害があるとわかっていながら、頑張ることがやめられない。頑張って頑張って限界を超えないと不安に押しつぶされそうになるの。

ワーカホリックという言葉を聞いたことがある?

ワーカホリックとは、仕事中毒と訳されるの。本来、生きていくためにする仕事によって、体調を崩したり人生を壊されてしまう人がいるんだよ。

これも、頑張ることがやめられない、頑張ることに依存している人の症状の1つ。

頑張ることがやめられないのは依存症だから

では、どこからが依存症なのかな?

依存症に関する本を探していたら、とてもわかりやすい説明があったから紹介するね。

人間は、幸せを感じたり、心がホッとする瞬間をたくさん味わいたい。という欲求を持っている。

多くの人は、日常生活で心安らぐ時間を感じることもあるが、やがてそれは消えていく。

そしてまた、幸せや平安を求める。その繰り返しが人生である。

また、幸せな瞬間が消えると、寂しさや不安がやってくる。この自然なサイクルは、人間が自らコントロールできるものではない。

依存症とは、本来どうにもできない自然なサイクルを、行動や物質によって無理やりコントロールしようとすること。

依存症の人が、化学物質を使用したり、対象となる行動をするのは、それによって自分が望む”気分の変化”を自分の中に作り出したいという欲求のため。

そうすることで、本来自分がコントロールできない自然のサイクルをコントロールしているように感じる。

引用:「やめられない心」依存症の正体

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依存症とは、やめたくてもやめられない状態。

それなら、仕事で疲れるとわかっていても頑張ることがやめられない状態は「仕事依存症」だよ。

頑張ることに依存しているってこと。

やめられない心の共通点は、対象によって気分の変化を起こそうとすること。この変化は、覚醒感飽満感に分けられる。

覚醒感

覚醒感とは、自分が力強い存在であるかのような強烈な感覚。対象の物質はアルコールや、コカインなどの覚せい剤。行為は、買い物、ギャンブルなど。

これらの行為によって得られる力は、時間とともに薄れる。すると、しだいに「不安感」が襲ってくるので、また対象の行為や物質を欲するようになる。

飽満感

飽満感とは、満たされた気分に包まれて安堵するリラックス感。それによって自分が十分に満たされ、幸福になる苦痛が消える感覚だよ。

対象の物質は、マリファナや精神安定剤(鎮痛剤)やアルコール。行為は、過食やテレビ、ネットサーフィンなど。

飽満感が消えると「悲嘆」が現れる。気づけば、最初にあった苦痛がまた戻ってくる。さらに、一度手にした満たされた感覚を失った「苦痛」もついてくることになる。

この2種類の気分の変化のうち、仕事をすることで得られるのは覚醒感だよ。

仕事や勉強は、頑張った結果が点数や収入で成果として残る。自分は大きな力を得ていると感じるんだね。

ということは、仕事ができないと力を得られないことになる。だから、手を抜くことが怖いし、休むことができないの。

病的な努力と健全な努力の違い

仕事や勉強など、何かに没頭していても情緒的な結びつきがなければ依存症ではないの。

「勤務中は、全力で取り組む。仕事が終わったら趣味を堪能する。」

「志望校に合格するために1日中勉強する。受験が終わったら、友達との時間を満喫する。」

このような状態なら、それは健全な努力だよ。

でも、依存症は対象となる行為や物と適切な心理的距離を取れない。

「仕事に集中すると気持ちのいい達成感がある。それを感じられないと、急に虚しくなる。」

「勉強してテストで良い点を取れると自信が湧いてくる。少しでも点数が落ちると、目の前が真っ暗になる。」

こんな風にね。では、先ほどの参考文献から、もう少し依存している人の特徴について見てみよう。

普通の人間は、心のニーズを満たす必要があるとき、友人と語り合ったり、地域社会や自分が属するグループの人たちと人間的な結びつきを深めたり、自然と親しんだり、精神世界に触れたりすることでそれを満たそうとするもの。

依存症の人はそれができない。

依存症は人を孤独にする。

人間は、ノーマルな方法で心あたたまる幸福感を得ようとするなら”生きること”に向けて手を伸ばす。

そして他の人々との人間同士のつながりを求めたり、自分の内面を見つめることで自分を支える。

ところが、依存症の人は、この動きがほぼ完全に内面のみ向いている。

なぜかというと、依存症は内面の奥深くに存在しているため、依存の対象のことを考えたり、依存に突き動かされて行動するときには、他人とのかかわりを断って自分だけの世界に入らないといけないから。

そのため、依存が進むにつれて、彼らは他人と有意義な人間関係を持つことができなくなる。依存症の人生は孤独。そのため、ますます依存対象に惹きつけられる。

引用:「やめられない心」依存症の正体

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仕事でも勉強でも目的のために頑張っているなら、それは生きることに向けた努力だよ。

あなたの努力は、生きることに向かってる?

力を得るため、苦痛を紛らわせるためだったら、それは孤独に向かう努力ということだね。

HSPで適応障害に悩んでいるなら、まずは自分が頑張ることに依存していないか確認してみて。

依存症は、完治しないと言われているの。だけど、時間をかけて症状を抑えることはできる。ラクな方、楽しい方を選ぶクセをつけて、ゆっくり脳を修正していこう。

まとめ

  1. HSP気質に対するケアをせずに、適応障害を治そうとしても、再発する
  2. 何がストレスなのか、なぜその環境を選んだのか、思考の癖を知ることが大事。
  3. 体調を崩すほど頑張らないと不安なら、頑張る依存を疑う。
  4. 依存症とは、本来どうしようもできないことを、コントロールしようとすること。
  5. 依存症は人を孤独にする。今の行動が健全な努力かどうか、振り返ってみて。

適応障害が治らない人は、一度HSPのチェックをしてみて。本当に必要なケアは、時間がかかるけど、確実に君の人生を輝かせるよ。