非HSP

HSPと非HSPの特徴を比べてみよう①「起床から出勤編」

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今回は、HSPと非HSPの特徴を比べるシリーズだよ。起床から就寝までを、3つのパートに分けて紹介するね。

HSPと非HSPの特徴は、〈男と女〉〈日本人とアメリカ人〉と同じくらい、考え方や生活習慣の違いを生む。

なぜなら、刺激を深く処理する仕組みは、遺伝的な気質だから。目には見えないけど、脳の作りが明らかに違うから、見ている世界も違ってくる。

登場するのはどちらも、一人暮らし30代女性だよ。(架空の人物)

また、体力と気力を「充電残量」で表現し、1日を通して消耗する量にどれくらい差があるかも、わかるようにしたよ。

非HSPの中にも、心配性で物静かな人はいる。HSPの中にも、新しい刺激が好きで、ストレスを溜めにくい人もいる。

このシリーズの目的は、優劣を決めることではないよ。

両者によく見られる傾向を挙げ、「脳が刺激をどう処理するか」という視点から観察していこう。

【起床】雨の朝、起きてすぐの行動に特徴はあるの?

雨

最初は、朝の過ごし方について比較してみよう。大きな違いは、音や夢などの刺激に対する反応の深さ。

シチュエーションは、涼しくなってきた秋のある朝。シトシトと雨が降っている。HSPと非HSPの起床時の違いについて、詳しく見ていこう。

HSPは眠りが浅く、小さな音でもすぐ目覚める

HSPの目覚め方は、こんな感じ。

  • アラームより先に雨音で目がさめる。
  • アラーム音は極力小さくする。
  • もしくは、電子音が耳に刺さって不快になるため、携帯アラームは使わない。
  • なんとなく空気が薄い気がしたり、雨の匂いを感じたりする。(雨の日は空気中の酸素が減るため)
  • 夢の内容をはっきりと覚えていて、起きてすぐドッと疲れることがある。
  • 目を開いた瞬間に、昨日仕事で怒っていた課長の顔が頭に浮かび、どうしたら怒られないか考える。

HSP充電残量:90%

HSPはハラハラドキドキした夢の感覚が、起きた瞬間にも残っていて、目覚めてすぐ感情が揺れる。だから、起きた時点で充電は、減り始めているんだね。

また、携帯の電子音が苦手な人も多く、音量を極力小さくするなどして工夫している。

非HSPは大きな音で賑やかに起床し、夢の内容はすぐ忘れる

次に、非HSPの起床時の特徴を見てみよう。

  • いつも通り、携帯のアラームで起きる。
  • 通常の雨なら眠りの妨げになることはない。
  • アラーム音は好きなJ-popなどに設定して賑やかに起きる。
  • 夢を覚えていることはあまりないので、起きてすぐ感情が揺れることはない。
  • カーテンを開けて外を見て、雨が降っていることに気づく。
  • 「ねむ…」と思いながら、頭が働くまでぼーっとする。

非HSP充電残量:100%

非HSPはどこでもどんなときでも、比較的熟睡できる場合が多い。さらに、夢の内容も起きた瞬間に忘れてしまう。

よって、起きた瞬間はボーッとして、感情が揺れることはないの。それに、お気に入りの音楽を大音量でかけて、気合いを入れて起きることも。

「会社行きたくないなぁ」と思うこともあるけど、まだ非HSPの充電が減る要素はないみたい。

【準備】バタバタした朝の時間に非HSPが考えることは?

時計

次は、仕事に出かけるまでの準備の時間だよ。特徴的なのは、非HSPは時間制限があっても頭が真っ白になることはないこと。

朝ごはんを食べたり、化粧したりとバタバタした朝の時間。HSPと非HSPの特徴には、どんな違いがあるのかな?

HSPは1分のニュースで1時間ドラマを見た気分になる

まずは、HSPが準備中に考えることについて見てみよう。

  • 慌てると忘れ物をしがちなので、出発時間には余裕を持って準備する。
  • ゆったりした音楽をかけ、窓の外の景色を見ながら朝食をとる。
  • テレビで小学生が殺害されたニュースが流れ、他のことが手につかなくなる。
  • 亡くなった小学生が楽しそうに笑っている映像を見て、胸が締め付けられ、涙が出そうになる。
  • 散らかった部屋や、埃っぽいのが苦手なので、毎朝軽く掃除する。
  • 昨日怒っていた課長に、今日はどうやって接しようか考える。
  • その間手を動かしているが、意識は完全に頭の中の課長に向かっている。
  • 大事な会議資料を忘れていることに気づかず家を出る。
  • 予定の電車が来る10分前にホームにつき、いつもの列に並ぶ。

HSP充電残量:80%

HSPは、1分のニュースを聞いただけで、1時間ドラマを見終わったような気分になることがあるの。

泣きながら我が子の写真を握りしめる母親を見て、まるで自分の子供がいなくなってしまったような喪失感を抱くこともある。

非HSPは複数のことを同時進行できる

  • バタバタしながらも、なんだかんだ準備はできるので、寝る時間の確保を優先する。
  • BGM代わりにテレビをつけ、朝食をつまみながら化粧を始める。
  • 小学生が殺害されたニュースが耳に入る。画面を確認し「かわいそう」と思うが、意識はすぐ化粧に戻る。
  • 多少散らかっているのが気になるが、帰ったら掃除することにして、そのままにする。
  • 着替えながら、今日は大事な会議があることを思い出し、資料の最終確認をする。
  • 「昨日課長怒ってたんだっけ。」と思い出すが、午後の降水確率を確認しているうちに、また忘れてしまう。
  • 家を出る時間5分前。焦る様子もなくヘアセットをする。
  • 予定の電車が来るのとほぼ同時にホームに着く。いつものように、軽く息を整えて電車に乗る

非HSP充電残量:95%

非HSPは焦りながらも、朝ごはん用のフルーツをつまみながら、「化粧があと5分で終わるから、余裕でしょ。」と、大きく感情が揺さぶられることはない。

また、テレビでショッキングなニュースを耳にしたとき、思わず釘付けになることもある。

大好きな俳優が結婚したとか、消費税の増税が決定したとか、興味のある事柄なら注意を向ける。

それでも、次のニュースに切り替われば、割とすぐに別のことに意識を向けられる。

【出勤】満員電車での過ごし方は?

HSPと非HSPの特徴を比べるシリーズ「起床から出勤編」の最後は、満員電車での出勤シーン。

雨の日の満員電車って、乗っているだけで疲れるよね。このシーンでは、両者の「音の処理方法」について大きな特徴がわかるよ。

HSPの脳は全ての音を同じ音量で処理する

まずは、HSPが車内でどんな過ごし方をするか見ていこう。

  • 低気圧の影響で頭痛と眠気に襲われる。
  • 隣に座っている年配女性2人の大きな声が気になり、意識が自然とそちらに向けられる
  • 年配女性の会話を聞きながら、スマホをいじる。
  • ネットニュースに、今朝の小学生殺害事件の見出しを見つけて、また泣きそうになる。
  • 目の前に座っている女性が、隣で新聞を読む男性の手が当たっていて、嫌そうな顔をしていることに気づく。
  • 今日は仕事で失敗しないように、課長に怒られないように。「昨日以上に一生懸命やろう!」と自分に言い聞かせる。

HSP充電残量:70%

HSPの脳は、スマホ画面を見ながらも、車内アナウンスも、隣の女性の会話も、前に立っている学生のヘッドホンの音漏れも、同じ音量で処理する。

さらに、HSPは刺激を深く処理する。1度隣の女性たちの会話が気になると、ずっと気になってしまう。

声の調子や間の取り方などから、「この2人、本当はそんなに仲良くなさそうだな。」なんてことまで考えたりする。

聞こうと意識しなくても、自然と情報をキャッチする脳の仕組みになっているの。

非HSPの脳は雑音を自然に調節する特徴がある

次は、非HSPの車内での過ごし方だよ。

  • 雨の日は髪の毛がまとまらないし、服が汚れるし、嫌だなと思うがそれほど体調に影響はでない。
  • 隣に座っている年配女性2人が何か話しているが、スマホに集中していたので、会話はよくわからない。
  • ネットニュースで、今朝の小学生殺害事件の見出しを見つけて、気になって記事を読む。
  • 両隣の人が何しているかくらいは気にするが、目の前の人が何をしていたかは、正直覚えていない。
  • 会社の最寄駅が近づき、徐々に仕事モードになる。
  • 「今日は大事な会議がある。早く終わらせてドラマを見ることを目標にがんばろ!」と自分に言い聞かせる。

非HSP充電残量:85%

非HSPの脳は、目の前のスマホ画面に集中するとき、自然と周囲の音を小さくする。

意識しなくとも、騒音とそうでないものを区別し、刺激を減らすよう調節できるの。

非HSPも、隣の大きな声で会話する2人は気になるけど、「うるさいなぁ」と思う程度。意識はすぐに切り替えることができる。

非HSPは、とても効率よく刺激を調節し、深く処理しないような脳の仕組みを持っているの。

ただし、会話の内容がとても興味あるものなら、意識して聞いちゃうこともある。

まとめ

HSPの脳も非HSPの脳も、人間が生き延びるために進化してきたもの。それぞれに役割があり、長所にも短所にもなる。

非HSPはHSPに比べて大きな音を刺激と認識する。また、受け取った刺激をHSPほど深く処理しないから、すぐに違うことを考えられる。

充電残量はそれほど差がないけれど、準備や出勤中に考えていることには大きな違いがあるの。

次回は、仕事中と休憩についてまとめるね。

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