HSPの基本

繊細な人は動物園や水族館が楽しめない

teddy-bear

こんにちは、ももか(@momohsphss)です!

私は動物園や水族館が苦手です。デートの定番ですが、なぜか悲しくなるので楽しめません。そんな自分は冷たい人間なのだと思って、あまり人にも言えませんでした。

ところが、自分が人口の20%に存在するHSP(とても敏感で繊細な気質)だと知り、苦手な原因が判明したのです!

今回は、繊細で感受性豊かな人が、動物園や水族館が楽しめない理由を深掘りしていきます。

動物園や水族館が楽しめないと冷たい人間?

私は昔から、動物と触れ合いたい気持ちはあるのですが、動物園や水族館では二日酔いのように気持ち悪くなってしまい、楽しめませんでした。

HSPだと知る前は、「動物が苦手だからテンション上がらないのかな?」と考えていましたが、写真や映像で見ると「かわいい!」と思います。

そもそも、ドルフィンセラピーや、アニマルセラピーがあるように、動物と一緒にいることで癒されるはずですよね?

自分が冷めた可愛げのない人間だからだと思って、何度かチャレンジするのですが、毎回気持ち悪くなって帰ってきます。

周りで「かわいい!!」と、はしゃいでる人と、自分のテンションを比べて「私はなんて冷たい人間なんだ」と自己嫌悪に陥りました。

ところが、HSP気質の【刺激を受けやすく感受性豊か】という特徴をもとに考えると、楽しめない理由が判明したのです!

動物の人生を考えて悲しくなる

HSPが動物園や水族館に行くと、本当にいろいろ考えます。施設や来場者に対して、それから動物に対して。

例えば、こんな感じ。

施設に対しての違和感

  • 人工的に作り出された自然に対して違和感を持つ
  • 水槽や小屋など、動物が暮らしている環境が老朽化していて汚れが気になる
  • 老朽化して汚れた施設が余計「人工的」と思ってしまう
  • 人によって演出されている感覚になる

見世物として動物を扱う違和感

  • 檻の中にポツンと一匹だけいると切なくなる
  • どこからつれてこられたの?仲間は?と動物の家族や友達の心配をする
  • 生まれたときから、この世界しか知らないのかと悲しくなる
  • 人に見せるために生まれて、人に見せるために飼育される気持ちを想像する
  • 食べ物も住む場所も探さなくてすむから、逆に天国なのか?と動物の人生を考える
  • 命を「展示」ってどうなの?人間が展示されてたら嫌じゃない?と考える

人が集まる場所での疲労

  • 子供の叫び声が耳に刺さる
  • 屋外は夏は暑いし冬は寒い
  • 衛生面での不安
  • 他のお客様のペースを考えながら、ぶつからないように見ることへの気づかい

動物園や水族館では、人間だけでなく、動物や魚のエネルギーも感じ取ります。まさに、感情がゆさぶられまくる。

だから、非HSPなら気軽に楽しめる場も、HSPにとっては大きな刺激になるんですね。

HSPは刺激を受けやすい

動物園や水族館では、「人」「動物」「場所」のエネルギーを吸収することが刺激となって、体調に影響が出るとわかりました。

動物や魚に対して、深く考えて感じることができるHSPなので、人と会話しているときも、多くの情報を収集します。

ここからは、HSPと刺激について説明しますね。HSPは雑談でも、いつも100%の集中力で話を聞きます。

HSPが会話をしていて考えること

  • 目線・声のトーン・口角の動き・仕草などの情報が、無意識に目につく
  • 口角が1cm動いた瞬間「怒ってる」とわかる
  • 声のトーンが少し下がったら「これは本気なんだ。」と気づく
  • やたら髪の毛を触る相手なら「緊張してるのかな」と、自然と考える
  • 彼氏の話なら、2人で会話しているシーンが勝手に浮かんでくる
  • 「どんな表情で彼氏と会話したのかな?そのときの彼氏の心境は?」とイメージする
  • 職場の話なら、仕事している相手の姿が勝手に浮かんでくる
  • 上司とうまくコミュニケーションが取れず、ため息ついてるところをイメージする

一方、非HSP(細かいことを気にしない人)は会話のとき、いちいちそんなことは考えません。だから、この事実を知ると「すごく疲れそう。」と思うわけ。

HSPの聴覚には、こんな特徴もあります。

HSPの聴覚の特徴

  • 音量調節機能が備わっていないので、 全部の音を同じ音量で拾う
  • 会話の声・足音・ドアの開け閉め・食器の音・BGMが全部同じ音量で入ってくる
  • 情報過多になると、脳が自然と集中力を切らすので、相手の声が聞こえなくなる

非HSPには、音量調節機能が備わっているので、意識しなくても聞きたい対象に集中することができます。

目の前で話している人の声だけ大きく聞こえて、他は雑音として自然と小さくなるんです!ささいな表情の変化や声のトーンの違いも脳は認識しないので、ずっと話していても疲れません。

このように、HSPと非HSPでは脳が集める情報量に大きな差があります。だから、非HSPには刺激と思えないことで、HSPはいつの間にか体力を消耗しているのです。

刺激という定義の違い

何が言いたいかというと、HSPと非HSPでは、そもそも【刺激】の定義が異なるということ。

一般的に刺激というと、辛いものやジェットコースターなどを浮かべませんか?確かに、これらは立派な刺激です。

  • 度数の強いアルコールを飲む
  • 心霊スポットに行く
  • 海やプールで遊ぶ

どれも非日常を感じられる行為ですよね。もちろん、HSPにはこれらも大きな刺激に入る。ところが、HSPには日常の会話でさえ刺激になるんです!

さらに、光や音、人や物が発する見えないエネルギーも刺激になります。だからこそ、こまめな休息がとても大事。

「まだ大丈夫」と思えるところで切り上げて、頭をからっぽにする時間を取りましょう。充電が切れる前に充電するようなイメージです。

目をつぶって深呼吸するだけでも、効果があるから試してみてください。

まとめ

感受性が豊かな人は、ひとつのことから深く思考を展開させる。しかも、HSPは脳の仕組みから情報過多になりやすい。一方非HSPの脳は、自然と情報をセーブする。

これは、どちらが優れているという話ではなく、どちらも種の保存には必要なんです。だから、どちらの気質を持つ者も生き残っている。

動物園や水族館が楽しめないからといって、冷たい人間ではないのです!