生きづらさ解消

「生きやすいって?」内面に名前をつけるデメリットとは

こんにちは、ももかです。

「自分は何者なのか?」「この生きづらさの原因は何?」このように感じたことがあるなら、1度は自分の内面について調べたことがあると思います。

ネットで検索すると、たくさんの言葉が出てきて、混乱する人もいるでしょう。

ところで、内面に名前をつけると生きづらさは解消するのでしょうか?

内面に名前をつけるメリット・デメリット

ネットで検索してHSPを始めとする、自分をぴったり表現する言葉に出会って嬉しくなったのもつかの間、おそらく「余計自分がわからなくなった」と感じているのではないでしょうか。

原因は、「自分の内面にぴったりの名前を見つければ、生きづらさが解消する」と思っていることにあります。

広く認知されている発達障害ADHDの場合は、公表すれば生活しやすくなるかもしれません。何かのサポートを受ける権利があるんだと、お墨付きがもらえるわけですから。

だけど、実際は国や地域から支援してもらえる人の方が少ないです。多くは、自分で心地よい環境を作っていかなければならない。

名前をつけることの注意点は、個人差があることを忘れてしまう点にあります。

  • 肌の色
  • 目の色
  • 生まれた時代
  • 話す言語
  • 価値観

このように、何一つ同じ人間はいないのに、内面のことは同じ言葉で表現したくなってしまいます。

生きづらさの原因を追求するために、みんな名前を欲しがるんですよね。では、内面に名前をつけるメリット・デメリットとは、なんでしょうか?

内面に名前をつけるメリットは、次のようなことが挙げられます。

  • 得意、不得意が明確になり、対策を練ることができる
  • 自分のことを客観的に観察することができる
  • 人と違ってもいいと、安心感を得ることができる
  • 周囲に自分のことを理解してもらいやすくなる

主に、自分の特徴を知ることで、他人と区別することができ、得意不得意が明確になる点ですね。

一方で、内面に名前をつけるデメリットには、次のようなものがあります。

  • 自分と同じでない相手を批判したくなる
  • 少しでも当てはまらない部分があると、途端に不安になる
  • 物事が上手くいかない言い訳に使いたくなる
  • 内面は変化する。ということを見落としがちになる

完璧主義や不安感が強い人の場合は、名前をつけて自分を定義づけると、視野を狭めてしまう危険もあります。

本当の生きやすさとは?

内面に名前をつけるだけでは、生きづらさは解消しません。

ところが、自己啓発本などでは、「自分が〇〇障害と知って、私の人生は変わりました。」とか「周囲と上手く付き合えない原因が△△△症候群だとわかり、とてもラクになりました。」という人をたくさん見かけます。

私自身も、HSS型HSPだと知って人生が変わりましたが、より正確に表現するなら、心が救われて勇気がもらえた結果、人生を変える行動につながったと言えます。

そうなんです。

内面を表現する言葉に出会うことは、生きづらさを解消するきっかけにしかすぎず、どれだけ行動して自分に向き合うことができるかが肝なんです。

変化は見えないところからやってきます。細かい仕分けにとらわれて、前に進めない状態になっていませんか?

正確な表現を求めることよりも、得意なことや苦手なことを1つずつ確かめていくことの方がずっと大切です。

最終的に自分が何者かを定義するのは、あなた自身です。

それから、社会生活がスムーズに送れるからといって生きやすくなるわけではありません。

社会福祉の対象となっている場合は、「私は〇〇障害です」と公表することで様々なサポートが受けられます。

結果的に、仕事や買い物など社会生活は送りやすくなることもあります。周囲の理解を得ることで、本人の心の負担が軽くなることも考えられます。

ですが、本当の意味で生きやすさとは、人並みの社会生活を送ることではないですよね?

どんな自分も大好きになり、周囲も君を大好きでいてくれると、ありのままの自分に価値を感じながら生活していくことではないでしょうか。

自分を表現する言葉探しに振り回されないために

最後に、誰かに名前をつけて欲しいと願う人に大事なことを伝えます。

自分が何者かは、最終的には自分が決めるということ。

それぞれの内面に100%合致する言葉をつけようとするなら、それこそ人間の数だけ必要です。それに、内面は常に変化していることも忘れないでください。

1番大事なのは、どんな状態の自分も受け入れることです。

  • 注意力が続かない
  • すぐに疲れてしまう
  • 上手くしゃべれない
  • 背が低い
  • 同性が好き

こういう、変えたくても変えられない性質だけでなく、

  • 今日は気分が上がらない
  • 今日は人と話したくない
  • 急に寂しくなった
  • とてもイライラする

というような、気分的なことも含めて、まるごと受け入れる勇気が必要です。

丸ごと受け入れる勇気とは、「そんな私がいてもいい」と、いつも自分で自分を認めて挙げられるようになることです。

この自己肯定感が、本当の意味での生きやすさに繋がるのです。

まとめ

HSPやアダルトチルドレンという内面を表す言葉は、悩みの解決策がわからず困っている人にとって、大きな道標となりますが、あくまで人間をざっくりと分類したにすぎません。

顔や体が一人ひとり違うように、内面も人それぞれ違います。

内面に名前をつけることで視野が狭くならないように注意しながら、生きづらさ解消に役立ててくださいね。

それじゃあ、またね。