生きづらさ解消

抑圧された感情は「脳」に溜まる!?原因不明の不調と心の好転反応

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こんにちは、ももかです。

あなたは、デトックスをしたことありますか?

デトックス(解毒)とは、体内に溜まった老廃物を排出させることで、マッサージで筋肉をほぐしたり、断食をして内臓を休めることで毒素を排出することができます。

健康を保つためには、老廃物を溜めないようにすることが大事ですが、この老廃物は、心にも存在することを知っていましたか?

体の場合は、老廃物が溜まると、便秘・むくみ・肌荒れ・気分の落ち込みなどの原因になる。では、感情の老廃物が溜まるとどうなるのか、詳しくお話ししますね。

抑圧された感情は脳に溜まる

感情の老廃物は外に排出されず溜め込んだ感情のことで、心理学では、『抑圧された感情』と呼ばれています。

特に、ネガティブな感情ほど抑圧されやすい傾向にあり、「人の悪口を言ってはいけない」とか「弱音を吐いちゃいけない」とか、理由をつけて気持ちを押さえ込んでしまうんですね。

老廃物として溜まりやすい感情とは、

  • 自分には価値がないと思う
  • 何をやっても上手くいかない気がする
  • 人の目が気になる
  • いつも同じことで悩む

このような、恐れ・不安・寂しさなどです。いつの間にか心に蓄積され、新しい価値観や行動を拒む原因になります。

感情の老廃物「脳」に溜まり、次のような状態になります。

  • 問題を解決しようとするが、元の状態に戻ってしまう。
  • 人間関係で同じようなタイプの相手から攻撃を受ける。
  • 人からのアドバイスが全く腑に落ちない。

溜まった老廃物(抑圧された感情)によって新しい経験や考えが汚染されてしまうので、生きづらさを感じ続けることに繋がります。

感情のデトックスで価値観の入れ替えをしよう

抑圧された感情をうまく排出させ、新しい考え方を取り入れることができれば、今抱えている問題はスムーズに解決します。

身体の老廃物を排出することを、デトックス(解毒)と言うように、感情もデトックスが必要です。老廃物が排出されれば、新しい栄養(価値観や行動)も吸収しやすくなりますよ。

特に効果的なのは、人に話すこと。声に出すことで、感情や思考を体外に排出することができますし、話しながら思考整理もできます。

話す相手は、カウンセラーや友達など、安心できる人にしましょう。今感じていること、起こった出来事など、頭に浮かんだことを言葉にしてみて。

ただ、「気持ちを話してください」と言うと、「伝わるように話さなきゃ」と不安になる人がいます。そういう場合は、あらかじめ「まとまりない内容なんだけど、とにかく聞いてほしい」と前置きすると、プレッシャーも軽減されるでしょう。

特に、カウンセラーは話を聴くプロなので、話すのが苦手な人でも安心です。

どうしても話したくない人は、紙やスマホに書き出すのでもいいですね。ポイントは「何か書かなきゃ」と思わないことです。リラックスして、頭に浮かんだ言葉をひたすら書き出しましょう。

原因不明の不調は心の好転反応!?

抑圧された感情をデトックスする際に、注意点があります。

身体も心も、デトックスをすると必ず好転反応が起こります。この好転反応が、すごく厄介で、きちんと理解していないと、デトックスの効果が台無しになる可能性があります。

好転反応とは、回復に向かっている最終に一時的に起こる、身体の反応のことです。

好転反応(こうてんはんのう)とは、もともとは東洋医学東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。

漢方、鍼では瞑眩反応(めいていはんのう)と呼ばれる。治療過程において頻繁に起きることなので、事前に説明がされることが多い。

慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、溜まっていた老廃物が血液中に流れること等が要因として考えられる。だるさや眠気ほてり等を感じるケースが多い。眠気が生じると不眠症が治ったと勘違いしてしまうことがある。

他、発熱下痢発疹咳などに現れることもある。また、老廃物が尿として排出されるため、その色が濃くなったりする 。

その他にも、主訴となる症状が一過的にぶり返したかのように見える場合もある。

引用元:wikipedia

悪化したと思える症状も、実は『良くなる過程の症状だった』ということですね。薬の副作用のようなものです。

心の好転反応の場合、人に話したり書き出したりして、感情を吐き出したときに起こります。もしくは、新しい価値観に触れて、それまでの常識が崩れたときにも起こります。

感情の好転反応の症状は、身体に起こるものと同じですが、特有の症状もあります。

代表的なのは、

  1. 自己嫌悪
  2. 依存症状
  3. 無気力感

です。

自己嫌悪

やっぱり、私はダメなんだ。

だから私は弱いんだ。

依存症状

過食や拒食。

アルコールやタバコの摂取量が増える。

人に当たる。

無気力感

何もしたくない。

何も考えたくない。

動きたくない。

心の好転反応の仕組み

例えば、自分がHSPと気づいて生きづらさの原因がわかったとする。すると、あれもこれもと目を背けていた問題が吹き出してくる。

次から次へと隠していた自分の心の闇が出てくる。

HSP
HSP
頑張り屋と言われてもピンとこなかったけど、こんなにも自分で自分を縛っていたのか!

と、頑張ることに依存していたことに気づくとかね。それから、下痢や発熱など、身体の症状として出ることもある。これは、脳が変化に驚いて身体の反応として処理しているからなの。

同じことで悩み続ける原因はホメオスタシス

こうした好転反応が起こる原因は、ホメオスタシス(現状維持システム)という、人間の本能が働くため。ホメオスタシスは、身体だけでなく心の変化にも起きるの。

人間は、変化を嫌う。現状で問題なく生命を維持できているなら、どんなに苦痛でもその環境が正解と思ってしまうんだね。

だから、何か変化を起こそうとすると、良い方向への変化でも「命に危険が迫っている!」と判断してしまうの。

例えば、身体の場合。

ダイエットによって摂取エネルギーが減ると「このままでは死んでしまう!もっとカロリーをくれ!」と身体は指令を出す。

それで、やたら空腹になったり、無駄なエネルギーは使わないように筋肉が減ったりする。こうやって、変化に対して身体が反応することでバランスを取っているんだよ。

まさに、現状維持のためのシステムだね。

一方で、心のホメオスタシスの場合。変化に対する反応は2種類ある。

内面のバランスを取りたがる

1つは、内面でのバランスを取りたがること。新しい価値観や行動パターンを取り入れようとすると、

「こんなことしても無駄だ。」

「◯◯◯◯だからうまくいかないんだ。」

「私には以前のやり方が合っている。」

こんな風に、それまでの自分でいようと、現状維持の理由を探し始める。(無意識にね)ここで流されてしまうと、いつまでたっても同じ問題で悩み続けることになる。

周囲とのバランスを取りたがる

心のホメオスタシスで、 変化に対する反応の2つめは、周囲とのバランスを取りたがること。

「こんなことしたら迷惑かけるよね。」

「変なやつって思われたくない。」

「今親しくしてくれる人に嫌われるかも。」

こうやって、周囲と自分との関係が変わることを怖がる。そして、現状維持でいるための理由を探し始める。

例えば、頑張って職場で「自分はHSPだ」と告白したとする。だけど上司や同僚は、期待するような反応をくれなかった(ように見えた)。そうすると、

「やっぱり、私のことは誰も理解してくれないんだ。波風立てるようなことはやめよう。」

と、思ってしまう。これは、周囲とのバランスを取ろうとする心のホメオスタシス(現状維持システム)の反応と言えるの。

この働きを知らずにマイナスな感情にフォーカスしすぎてしまうと、せっかく上向きになった自己肯定感が消えてしまうんだよ。

心は時計の振り子

感情のデトックスをすることで起きる好転反応。厄介なものだけど、乗り越える方法もある。

それは、好転反応は必ず起こるものと考えて、自分の心を静かに観察することだよ。そう、観察するだけでいいの。不安や恐怖の感情が湧き上がってきたら、

HSP
HSP
そっか。私はこういうことが不安だったんだ。こうなることが怖かったんだ。

って、感情をしっかり味わってほしい。くれぐれも、湧き上がった感情を無理に消そうとしないでね。

そして「〇〇のせいでこうなった」と犯人探しもしない。

車が通った。風が吹いた。と同じように、ただの現象として捉える。そうすると、ズルズル深みにはまることがなくなる。

人間の心は、時計の振り子のようなものなんだよ。

行動的になるときもあれば、不安で眠れなくなるときもある。好転反応に引きづられて、人生足踏み状態なんてもったいないよね。

そうそう、手放した老廃物が多いほど好転反応も大きくなるから注意してね。

対処方法は、マイナスな感情もしっかり受け入れる。そして、いつか終わると心得る。何もしないで、ただ観察する。

そうして老廃物が排出されれば、どんどん新しい価値観や行動を取り入れやすくなるからね。

HSPHSSライフスタイルラボ