逆エンパス

エンパスの共感力をオンオフするテクニックをHSPが応用するには

こんにちは、ももかです。

今回は、ローズ・ローズトゥリー氏の著書【エンパシー共感力のスイッチをオン/オフしよう】を読んだので、気になった点をまとめていこうと思います!

テーマは2つで、

  1. 「エンパス」と「HSP」の違い
  2. エンパス流の『共感力オン/オフテクニック』でHSPが使えるもの

この辺を詳しくお伝えしますね。

エンパスとHSPの違い

エンパシーとは共感能力のことで、この能力を持っている人のことを『エンパス(共感能力者)』と呼びます。

本書で、ローズさんは「エンパスはHSPの中でも特殊なグループ」だとしています。

また、アーロン博士の著書『HighlySensitivePerson(ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ)』にも触れていて、エンパスとHSPの敏感さの違いについて、次のように述べています。

エンパスはHSPの中でも特殊なグループです。敏感であることと、エンパシー能力という2つの問題を抱えているため、社会的な打撃を2倍受けます。

ただ、最も才能あるエンパスでもすべてのことに敏感なわけではないので、自分がエンパシーを使っているのか、それとも、単に敏感であるのかを見分けることは非常に困難です。

引用:エンパシー共感力のスイッチをオン/オフしよう

つまり、『HSPだけどエンパスではない人もいる』ということですね。

ただ、ローズさんの解説を読んでいると、HSPとエンパスを見分ける明確な物差しがなく、ご本人の感覚による部分が大きいのではないか、という印象を受けました。

HSPも、アーロン博士が統計的に作成したチェックリストを使用する「自己申告」によるものですし、エンパスも同様に明確な判断基準があるわけではありません。

HSPもエンパスも、高度に『敏感』であり『高い共感能力』を持つ人をネーミングしたものです。どちらも、日本には20%の割合で存在していると言われています。(アメリカで成人のエンパスは5%)

前者は、心理学者であるアーロン博士が「気質」という側面から研究を重ねて命名したもので、後者は、スピリチュアル界でオーラや人相などを扱っていたローズさんが命名したものです。

私は、スピリチュアルより心理学の方が好みなので、正直なところローズさんの説明は少し抽象的すぎて、「わかったような…わからないような…」という、イマイチ消化できていない感じがありました。

ローズさんは、エンパス(共感能力者)を見抜くには見た目ではなく、【内面を見る必要がある】と言っています。この『内面』とは、パーソナリティ(性格)ではなく、もっと奥深くの本質的な部分を指すようです。

顔の表情から読み取れるものではないし、ソフトでフワフワした外見だとも限らないし、それらを読み取れる人がエンパスとも限らない…とのこと。

おそらく、「あなたの心の目で、もっと人間の本質的な部分を見ましょう」といったことを伝えたいのでしょうね。

ローズさんは、本書の中で「サイキック」「エンパス」の違いについても説明していますが、スピリチュアル初心者には、なかなか理解が難しかったです。

共感能力はコントロールできる!?

ローズさんは、エンパシー(共感能力)は、【人が潜在的に持っている能力で、人生経験の中で少しずつ芽を出し、訓練によって開花する】というニュアンスで説明しています。

エンパシーを自らコントロールし、オンオフする方法を習得すれば、『熟練エンパス』になるそうです。

サイキックがある日突然、稲妻のように表出するのに対して、エンパシーは時間をかけて育まれるとのこと。だから、共感能力は訓練次第でオンオフできる、という考えです。

アーロン博士は、「持って生まれた気質」という研究がスタートなので、そもそも気質とは遺伝子情報であり、使いこなすとか、それ自体を能力とするといった説明はしていません。

HSPの考え方は、

共感能力は気質による部分が大きく、気質は遺伝子情報なので変えることができない。だから、付随する現象に対して自分なりの対処方法を見つけよう

といった感じですね。

一方で、ローズさんのエンパスという考え方は、

能力を扱う素質を持っている人が適切な訓練を実施することで、正しくコントロールできる

と言った側面が強いようです。

HSPも使える「エンパス流共感力オン/オフ」のテクニック

【エンパシー共感力のスイッチをオン/オフしよう】では、エンパシーをコントロールして熟練エンパスになるための、様々なワークが紹介されています。

ただ、ほとんどがスピリチュアルの知識があることを前提としているので、初心者的には「な、なんか、突然上級者コースに来ちゃったな」という感じがありました。

その中でも、心理学寄りの私が「これは使えるぞ!」と思ったテクニックをご紹介しますね!

アファメーション

まず、エンパシーを『オン』にするときに使用するテクニックです。

アファメーション(肯定的宣言)とは、簡単に言えば「ポジティブな言葉を口にして、セルフコントロールに利用する」ものです。

私も、HSPカラーセラピーを受けたとき、「私には価値がある」というアファメーションを数週間実行した経験があります。

最初は違和感たっぷりなんですけど、だんだんと口にすることに抵抗がなくなるんですよね。で、忘れた頃には何の違和感もなくなっているという。

(そういえば、初めてアファメーションを使ったのは、友達からアクセスバーズを受けたときだったなぁ。)

ローズさんは、【エンパシーをオンにする】の章で、境界線を引くことを取り上げ、「私には、強くて明確な境界線がある」と口にすることを推奨しています。

境界線のコントロールを握る方法は、自分にきちんとした境界線があることを自覚することです。

スピリチュアル・ワークには、即効性があります。「私には、強くて明確な境界線がある」というアファメーションを唱えれば、あなたのすべてのレベルにその命令が行き渡すのです。

引用:エンパシー共感力のスイッチをオン/オフしよう

個人的には、「アファメーションを唱えることで、なぜすべてのレベルに命令が行き渡るのか?」といったことも説明して欲しかったですが、スピリチュアルでは指摘しないのがマナーなんでしょうね。

詳しい原理については説明してくれないローズさんに歯痒い気持ちでいましたが、【熟練エンパスの旅は、自分の意識を意識するところから始まります。】という一文に関しては、認知行動療法的な考えと通じる部分があり、共感しました!

好きなものに目を向ける

次に、エンパシーを『オフ』にするときに使用するテクニックです。

共感能力をオフにするには、他の人の基準を一旦全て忘れて、自分の感覚だけに集中する時間を作ります。

HSPもエンパスも、高い共感能力によって、常に「自分以外の誰か」の思考や感情に強い影響を受けています。

そこで、1人になれる静かな場所で、自分の本音を探るのです。

ここでは、ローズさんの紹介していたテクニックの要点だけを簡単にまとめますね。

  1. 周りを見渡して、1番好きなを見つける
  2. なぜ好きなのか理由を声に出して言う
  3. 目を閉じて、1番好きなを見つける
  4. なぜ好きなのか声に出して言う
  5. 周囲にある色々なものに触れて、1番好きな触感を見つける
  6. なぜ好きなのか理由を声に出して言う

要するに、「視覚」「聴覚」「触覚」を軸に、心地よいと思うものを探し、理由を言語化する練習ですね。

私も、非HSPの世界で能力を発揮する7つのステップで、五感を軸に自分が何に敏感なのか知ることをご紹介しています。

非HSPの世界で能力を発揮する7つのステップHSPが非HSPの世界で能力を発揮するためには、7つのステップを踏むこと。きちんとした知識をつけて、個人差を考慮しながら苦手な刺激を知ろう。自分だけでてきるストレス対策をしてから、職場や家族にも協力をお願いしてみて。そのときに、非HSPの考え方の特徴を知っていると、関係を崩すリスクを減らせるよ。...

熟練エンパスになるアファメーション全文

私は以前、エンパスについて調べていたとき、ネットであるアファメーションを見つけて、数日試していたことがあります。

それが本書に掲載されていたものだと判明しました!!(引用元ちゃんと載せようよー。涙)

バッチバチにスピリチュアルな文章なので、好き嫌いは大きく別れると思いますが。

エンパシーをコントロールして、自分の意思で『オン/オフ』できるようになりたい方は、口に出して唱えてみてください。

  1. 私は、自分のエンパシーをコントロールしています。スイッチをオンにするときと、オフにするときを自分で選んでいます。
  2. 私のハートは聖域です。人のハートの前に、まず自分のハートを訪れます。
  3. 内なる真実の声を聞いたとき、私は内なる神を救い、その言葉に従います。
  4. エンパシーを完全に体験することは安全です。呼吸を通して、私は生きることへの恐怖を解放します。神と私の良識が私を守っています。
  5. 私の体は健康で、生命力にあふれています。
  6. 私は、体に関する誤った観念を手放します。私の体は、神が創造された霊的存在です。
  7. 私は、自分のマインドを知っています。私は、もう人に気に入られるために、自分の真実を無視しません。過去の偽りの自分を捨て去り、今の自分に目覚めます。
  8. 私は、自分の知性を尊重します。過去を手放し、どの瞬間も賢明に生きています。
  9. 私は、真実を知ることを選びます。真実を生きることを選びます。人に気に入られるために、もう嘘をつきません。スピリチュアルな勇気を行使します。
  10. 私は、自分が敏感すぎるという思い込みを解放します。私は、繊細さと強さのバランスを取っています。

引用:エンパシー共感力のスイッチをオン/オフしよう

全部使ってもいいですが、部分的にでも「この考え方は取り入れたいな」と思ったものがあれば、試してみてください。

まとめ

今回は、「エンパス」と「HSP」の違いを明確にしたうえで、【共感能力を主体的に扱う方法】についてまとめてみたのですが、どうでしたか?

HSPは心理学用語で、エンパスはスピリチュアル用語です。

どちらも、「高い共感能力」や「敏感さ」について扱っていますが、考え方は微妙に違います。

自分の好きな方の考え方を採用して、あなたの生活に応用してみてくださいね。

それじゃあ、またね。