お悩み相談室

悩む学生HSPへ大人ができるアドバイスとは

こちらは、ももかの『お悩み相談室』です。

読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!

今回は、高校3年生の学生さんから「感情の扱い方」について、相談がきました。

ただ、いつものようなアドバイスではなく、全く別の角度からお話ししますね。

【今日のご相談内容】

最近、自分の敏感であるHSPの部分を隠さなくなかった結果、周りに対して、なんだか怒りっぽくなったり、寂しくなったり、辛くなったりする事が多くあり、正直いい事ではあるとは理解しているのですが、なかなか上手く向き合えません。

特に母の過保護さに、反抗?するようになってからは、こんな自分がいていいのだろうか?と日々泣きそうになります(><)

ずっと自分がゆらゆら揺れている気がして、すごく不安です。

もうすぐ大学生活も始まるのに・・・と悲観している自分もいます。

ワガママを言ってしまうと、相手に迷惑がかかっちゃうとか、周りはどう思っちゃうのだろうかと考えてしまい、ワガママな事を言った後に、やっぱりダメなんじゃと自分を責めてしまいがちです。

そのせいか夜眠れなくなっちゃっています・・・。

もうどうしたらいいのかわからず、ももかさんに相談させて頂きました。

回答お待ちしてます。

ご相談ありがとうございます!

この『お悩み相談室』をいくつか読んでくれた方は、「他と違って、タイトルがコラムっぽくない?」と思われたのではないでしょうか。

そうなんです。

実は、ある経緯があって記事にしているんですけど、今回はご相談に対する具体的なアドバイスはしません。

その理由はタイトルの通りなのですが、詳しく説明しますね!

学生HSPに大人の「ドヤっ!」は通用しない

相談者さんには、じれったい思いをさせてしまうかもしれませんが、最初に経緯を少しだけお話しします。

実は、この方からは先月同じような内容で相談室への投稿がありました。

そのときも、「心理カウンセラーなのか!?」と思うほど、客観的に自己分析をして(まるで他人のことを話すように)現状を教えてくれたんですね。

私は文面から「抑えていた感情が溢れてくる『反抗期』だろうなー」と思い、過去記事を紹介する形で回答したんです。

というのも、「私はこんな性質があるんです」と細かく書いてくださる方が欲しているのは、私のアドバイスではなく『共感』だからです。

記事で回答するにしても「それは大変でしたね」という話で終始してしまうので、一言添えて過去記事を紹介しています。

(相談者さんの置かれている時期によっては、「欲しい答え=必要な答え」の場合もあるので。)

そんなことを言いつつ、私は学生HSPには自分を重ねてしまい、熱い対応をしがちなので、今回も「こうやって考えればいいんだよ!」と金八先生のごとくアドバイスをしたんですね。

スマホを持ちながら、ドヤ顔してたと思う!笑

ところが、全くピンと来ていない感満載で、さらに上をいく自己分析とともに「自分で考えてみます」と返ってきました。

このやりとりから少し経って、今回また連絡をくれたのですが、私は「見立て違いをしていた!!」と、自分の判断が間違っていたことに気づいたんです。

前置きが長くなりましたが。

学生HSPは、大人が理論武装した正論のアドバイスを「ドヤっ!」と提示しても、全然腹落ちしないんですよ。

ということで、新しい視点を伝えるにあたり、長い説明が必要になったので記事で回答することにしました!

ギフテッド系の学生HSPが納得して行動するには

以前カラーセラピーを受けに来てくれた人の中に、高校生や21歳とか22歳とかの学生さんがいたんですけど、大人以上に手強いです。笑

LINEでも、よく高校生からメッセージをもらうので、記事にしないで回答していたのですが、今回の件で確信を持ちました。

ギフテッド系の学生HSPの悩みは、知識で答えても満足は得られないと。

ギフテッドとは、同世代と比較して並外れた能力の持ち主のことです。

高い知能を持っていたり、芸術性に秀でていたり、能力の種類は様々なんですが、共通しているのは、能力の凹凸が激しいということです。

詳しい説明はこちらでしています▽

大人のギフテッドが仕事で居場所を見つける方法 この記事の目的は、高い能力を持つことで社会に居場所を見つけられない大人が、ギフテッドの概念を知ることで、才能を開花するきっかけを作るこ...

それでね、数回やりとりした私の感覚なんですけど、今回の相談者さんもギフテッド系のHSPだと思われます。

物事を俯瞰的に捉えることができるので、小手先のテクニックでは納得しないですし、何より

自分で考えて、自分で行動して、自分で見たもの以外は受け入れない

という性質があります。

だから、本人の感覚で「もう悩めない」というところまで思考を深めないと、次のアクションに移せないんですね。

「悩む」という才能

ギフテッド系HSP本人の感覚で「もう悩めない」と思うところまで思考を深めるというのは、つまり【安易に解決させない】ということです。

今回の相談者さんも、1回目のやりとりから相談内容はほぼ同じなのですが、よくよく観察してみると、少しずつ前に進んでいるんですね。

本人的には、解決できない問題に囲まれて苦しいだろうし、不安と恐怖でいっぱいだと思います。

でも、ここで私がどんなに具体的なアドバイスをしたところで、おそらくどれも納得できるものではないでしょう。

だって、

1つのことをトコトン掘り下げて深く考えて、自分なりに工夫して行動してみて、そこで得た結果から、さらに次の課題を見つける

っていう、社会人でもなかなかできない高度なスキルを持っているんだから。

私も社会に出て気づいたんだけどね、「悩むことができる」のも才能の1つみたいだよ。

こんなことを言うと、また「違うと思います!」って反論されちゃうと思うけど。(私が高校生だったら言うと思う。笑)

現に、本人自ら繊細さを解放してみたり、お母さんに本音をぶちまけてみたりしています。自分で思っている以上に、しっかりと行動できているんですよ。

じゃあ、次は

  • 今感じている「怒り」「寂しさ」「不安」という感情は、どう扱ったらいいだろう?
  • ワガママを言う自分を責めてしまうのはなぜだろう?

という点を深掘りしていけばいいんです。

まとめ

今回の相談者さんには、ある意味で1番冷徹な回答である「自分で考えて実行してみて」という内容になりました。

ただ、私が妹みたいに感じて仲良くしているギフテッド系HSPの子たちと、今回の相談者さんの雰囲気が被るんですよね。

ってことは、高校生の頃の私を見ているようだってことです。笑

私を頼ってくれて嬉しい気持ちから、ついついアレコレ言いたくなってしまうのだけど、ここで誰かから解決策をもらっても、きっとどれも納得しないと思う。

だって、今1番欲しているのは「自分で考えて、自分で行動して、自分で見つける」ことだから。

私に唯一できることは、静かに見守って近況報告に耳を傾けることです。待ってるよ。

過去の回答一覧はこちら

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