こんにちは、ももかです!
私は行動的なHSS気質を全開にすると、周囲のペースを気にせず独走してしまう傾向にあります。
普段はグッとペースを落としているのですが、どうしても不完全燃焼なエネルギーが体に溜まってしまうので。
実験的にインスタグラムに鍵をかけて、いま考えていることを毎日ひたすら投稿することにしました。(主にビジネスやお金の話)
この記事は、過去に投稿した内容を再編したものです。
今回は、心の病気になった人への接し方について。
心を病む=頭おかしいやばいヤツ・・・?
心理の世界は、陰陽で言えば『陰』なイメージを持ってる人も多いと思う。
落ち込んだときに「病んでる」なんて言葉が使われるし。
心の病気(精神疾患)も存在していて、薬で治療するとなれば、完全に「患者さん」になる。
だけど、実際は「患者さん」になる人はごく一部。
心を病む=頭おかしいやばいヤツ
みたいなイメージを持たれそうで、なかなかカウンセリングに踏み出せない人も、たくさんいる。
心療内科に通ってる人にどう接する?
半年くらい前に、以前の職場の同僚Yさんから「Hさんが心療内科で診断書をもらってきて。しばらく休職することになった。」と連絡が来たのね。
HさんはHSPで、私のカラーセラピーも受けてもらったことがある人。
私は、休職したと聞いて「やっと休めるのかぁ。良かった。」と思う程度だったけど。
Yさんから詳しく状況を聞くと、Hさんは休職しつつ、様子を見てリハビリ出勤することもあるらしい。
そんなHさんに対して、Yさんはどうやって接したら良いかわからないような雰囲気だった。
- 迂闊なこと話して、不必要に傷つけたらどうしよう
- 心療内科に行くような人に、どう接したいいかわからない
と考えているんだと、すぐにわかった。
(Yさんはとても真面目で優しいので、気遣いの意味で対応に困っている)
私は、Yさんにこう言った。
心療内科に通うことは、インフルエンザで内科に行くのと同じことだよ。薬をもらってても、Hさんは今もHさんで、別人になるわけじゃないから。
私は安定剤飲んでると伝えても、以前と同じように接してくれる友達の存在が、すごくありがたかったよ。
そしたら、Yさんは取説をもらったように明るくなり、「そうだよね!HさんはHさんだから、普通にしてればいいんだよね!」と答えてくれた。
心を病んだことを話すのはとても勇気がいる
別の友達M子が、ストレスから統合失調症になったとき。
所々記憶がなかったり、幻聴の指示で色々騒ぎを起こしたりしたことに対して、とても怯えていた。
症状が落ち着いて久しぶりに会ったとき、私は淡々と状況を聞いた。
別れて少ししたら、M子からLINEが来て
と言われた。
恐らく統合失調症の症状について話すのは、とても勇気が必要だったと思う。
「変に思われるかな?嫌われるかな?離れて行ってもしょうがないよね…」そんなことも、考えたはず。
私はM子の性格が変わったのではなく、ストレスで脳がやられただけだと知っていたから。
記憶がなくなっても、統合失調症になっても、M子がM子であることには変わりないからね。
と返信した。
M子は長文の感謝のメッセージと、ボロ泣きのスタンプを送ってくれた。
まとめ
心の問題は、腫れ物に触るように、語ることさえNGみたいな雰囲気があるけれど。
もっと、周囲の人間が興味を持って知識を持てば、当事者もずーっと楽に回復できるはずなんだ。
傷つくのも傷つけるのも人間同士なら、救うのも救われるのも人間同士。
カウンセリングを身近にすることも大事。
それと同時に、身近な人同士でサポートできるような状況を作れたら。心を病んで仕事を辞める人だって減らせるはずだ。