家族

HSPを知ったら怒りが止まらない!!大人の反抗期中の家族との付き合い方

こちらは、ももかの個別相談コーナーです。

読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!

(ご相談はLINE公式アカウントで受け付けています。)

【本日のご相談内容】

はじめまして、自分がHSP、更にエンパス、アダルトチルドレンだと最近になって知りました。

その他、パニック障害も20年以上患っています。

いろいろ調べて、母親の影響も強いことに気がついてから、言い様のない、ふつふつと怒りがこみ上げ、なにを見てもイライラするし、夫には顔つきがきつくなったと言われました。

イライラが始まりまだ2日くらいですが、夫は自分には嘘でも良いから笑ってなさいと言われましたが笑えません。

ずっと繊細だと言われてきて、少しの事に落ちこみ、また嫌と言えず、自分が謝れば済む話しだと諦め謝る。

もうそんな過去の自分にも腹立たしくて、気持ちのやり場がありません。
もう、正直しにたい。

(※このあとに、原文では「自分では勇気がないから、誰かにお願いしたい」というニュアンスの文章が入ります。)

ももかさんは、このような気持ちになったことがありますか?

もしあるなら、その時どんな対処をしましたか?

【補足】

夫の前では無理に笑うようにしています。

夫は、私のイライラの矛先が夫に向いた時、自分にも不満があるってことだろうから、その時は今後について考えなければいけないと言っています。

ですから、私は夫の前では無理に普通を装うようにしてますが、正直それもしんどいです。

これが正解なのか、イライラをぶつけて離婚を視野に入れた方が良いのかとも悩んでいます。

上で笑いませんと書いたのは、心から笑えないという意味です。

紛らわしくてすみません。

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ご相談ありがとうございます♡

1番理解してほしい旦那さんと分かり合えないと、とてもツライし寂しいですね。

私は未婚ですし、家庭事情は相談文だけでは想像がつかないので、夫婦間についての具体的なアドバイスは避けますね。

ただ、私も相談者さんと同じような経験をしたことがあります。

それは、次の3点です。

  • HSPを知ってから、しばらく家族(特に母親)に対して激しく怒りを覚えた
  • 家族からはHSPについて期待していた反応をもらえなかった
  • 今までは気にならなかったことに対して、とにかくイライラしてしまう自分に嫌気がさした

これは、大人の反抗期の状態です。

今回は、大人の反抗期中の家族との付き合い方について、私の考えをお話しますね!

家族への怒りは遠慮せずぶつけよう!!

大人になってから迎える反抗期のことを、そのまま「大人の反抗期」と呼びます。

相談者さんも反抗期に突入したところですね。反抗期は心の発達に重要な時期ですから、感情は遠慮せずぶつけた方がいいです。

特に、家族は長い時間一緒に過ごす人たちですし、1番心を許した存在でもありますよね。

誰よりも飾らない自分を受け入れてほしいと思う家族に対して、長い間本音を我慢し続けたことが、生きづらさが解消しない原因なので。

ここでまた本音を隠してしまっては、同じことの繰り返しになってしまいます。

反抗期については、HSPがワガママになる!?封印していた感情が爆発する「大人の反抗期」の特徴と対処法という記事で簡単に説明しました。

反抗期(はんこうき)は、精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のことである。

子供が大人へと成長する過程で誰もが通るものとされている。

思春期では急激な体の成長や変化に心の成長が付いていくのが難しいとされ、先輩後輩といった上下関係などといった学校での生活環境の変化などからも反逆心が芽生え、不安やストレス、不満、矛盾、自己主張などといったやり場のない思いから反抗期が生じる。

引用:wikipedia

本来なら、思春期までに終わるはずの反抗期を経験できなかった場合、大人になってから反抗期を迎えることがあります。

HSPやアダルトチルドレンは親に感情をぶつけた方がいい

これは、私の個人的な考えですが。HSPやアダルトチルドレンが生きづらさから解放される過程では、親と感情的にぶつかり合うことが必要です。

1番怖いじゃないですか、親に対してNOと言うのって。

だからこそ、親と感情的にぶつかり合う経験をすると、より早く生きづらさから解放されます。

(今まで何度もぶつかってきたという人もいると思いますが、その場合については後ほど解説します)

ただ、生きづらさの原因が100%全て親にあるわけではないです。

HSPやアダルトチルドレン関係の情報を調べていると、「幼い頃の母親の愛情不足」という言葉をよく見かけますよね。

心の成長が未熟なまま大人になり、精神的な問題を抱えてしまう原因として、幼少期の家庭環境が大きく影響します。

あなたが生きづらく、人間関係をうまく築けないのは、母親がきちんと愛情を注いでくれなかったからです。

こんな説明を見てしまうと、

私がこんなに苦しいのは母親のせいだ!なんでもっとちゃんと愛情をくれなかったの!?

と、なんでもかんでも母親のせいにしたくなります。

でも、よく考えてみてください。親から望むような形で愛情をもらえなかった人が、全員漏れなくアダルトチルドレンになるわけではないですよね?

私自身も、自分に対して喝を入れた言葉なのですが。

「どんな育て方をされたとしても。いまの状況を選んだのは、紛れもなく自分じゃないか。」

心が未熟なまま大人になってしまう原因は、母親以外にもあるんです。

怒りを発散すると隠れた感情に気づく

散々親とケンカして自己主張してきたのに、生きづらさが解消しない人もいます。

怒りは二次感情と呼ばれていて、一次感情を隠すために湧いてくるんですね。

何かあるとすぐに怒りにまかせて口撃していた人は、本音(一次感情)を隠していることになるので、やっぱり生きづらさは解消しません。

大人の反抗期中の怒りは、我慢せずぶつけた方が隠れた感情に気付きやすくなります。

隠れた感情とは、次のようなものです。

怒りに隠された感情
  • 寂しい
  • 悲しい
  • 羨ましい
  • 妬ましい
  • 怖い

人間のこうした一次感情は、素直に見せてしまうと弱点をさらしてしまうような気持ちになるので、怒りという攻撃に変えて隠すんです。

一次感情を長年放置し続けていると、もはや感情をキャッチするセンサーがボロボロで埃をかぶった状態なので。

回復させるには、多少の痛みが伴います。

ひとりで悶々として感情が整理できればいいのですが、怒りの対処方法を身につけていない場合は難しいですよね。

なので、できるだけ言葉にして人に伝えることで、客観的に感情を観察する状況を作るんです。

ただし、旦那さんとの生活もあると思うので。

まず、紙やスマホのメモに書き出して、ある程度自分で一次感情を探ってみましょう。

家族や旦那さんに伝えるときは、一次感情を伝えるよう心がけると、摩擦が少なく済みます。

自分をちっぽけだと思うことも心の成長

私は、HSPを受け入れてから1年くらいは、今まで自分がしてきた行いに対して、自ら「NO」という日々が続きました。

本当に望むことを自分に問いかけ続けたら、それまで信じてきたことが、どれも重要ではなかったと気付きました。

  • お金のために仕事したくない
  • ガツガツ仕事したくない
  • そこまで服に興味ない

どれも、気づいたときには膝から崩れ落ちるような「まさか!」という感覚でした。

そして、タイムマシーンで過去に戻って、自分に説教したいくらい「何やってたのよ!!」と憤りを感じることも多々ありました。

急に自分がちっぽけな存在だと思うようになったんですね。

私としては、この自分がちっぽけで無力だと感じる経験も、反抗期には必要な感情だと思っています。

学園ドラマでも、よくありませんか?

優等生だったA子が、ある日突然問題児になって、学校に来なくなって不良とつるむようになる。

心配して様子を見に来た熱血先生に対して、

A子「私はもう、良い子でいるのなんて、うんざりなんだよ!あんたに、私の何がわかるんだよ!」

と拒否する。

実は、A子は行き場のない気持ちに押しつぶされそうで、仲間と離れてひとりになると、涙が止まらなくなっていた。

A子「私、何やってんだろ。。。」

そんなある日、ナンパしてきた大学生とノリでカラオケに行ったら、無理やり押し倒されてしまう!!

どれだけ抵抗しても逃げ出せず、A子が恐怖に怯えていると、熱血先生が乗り込んで助けてくれる!

先生「大事な生徒なんだから。助けるのは当然だろ。」

あれだけ冷たくあしらったにも関わらず、見捨てず助けてくれた先生の大きな愛情に、A子は自分のちっぽけさを感じ涙する。

A子「そうか、私は寂しかったんだ。」

そして、翌日の教室には以前のように輝く笑顔で席に座るA子の姿が。その眼差しは、とても頼もしくなっていた。

大人の反抗期は、まさにA子と同じようなことが起きています。

現実的には、熱血先生のように根気強く向き合ってくれる人もいますし、嫌味を言って離れていく人もいます。

人間関係の精査が行われる時期と言ってもいいでしょう。

だからこそ、一緒にいてくれる人の存在が、身にしみてありがたく感じるんです。

大人の反抗期は家族と向き合う時間

HSPやアダルトチルドレンを知って、とにかく色々なことに怒りを覚えるのは、大人の反抗期だからです。

反抗期は、これまで蓋をしていた自分の本音(感情)を深掘りし、大切な人と向き合う時期です。

ただ、今まで従順でいつも笑顔で、何があってもニコニコしていた人が、突然イライラし始めると、周りは混乱します。

相談者さんの場合も、きっと旦那さんは突然の変化に混乱して不安になっているのでしょう。

旦那さんも同じように、怒りで一次感情に蓋をしているかもしれません。

旦那さんの人間性などがわからないので、ここでは一般的なことしかお伝えできませんが。

自分に置き換えて考えてみても、家族が突然怒りっぽくなって毎日イライラしていたら、なんだか自分が悪いことをしているような気持ちになりませんか?

そして、なぜだか自分もイライラしてくる。感情は伝染しますからね。

私の話ですが、反抗期中はとにかくギスギスしていました。でも、今は両親とも笑い合うことが多いですよ。

以前の「親」と「子」という関係より、「大人」と「大人」の関係になれたような感覚です。

反抗期中に向き合うことから逃げていたら、今の関係は成立しなかったのかなぁなんて思います。

まとめ

今回の相談者さんは、HSPやアダルトチルドレンを知ったばかりとのことなので、おそらく感情をキャッチするセンサーに埃が被っている状態です。

ですので、まずはせっかく機能し始めた感情キャッチセンサーの働きを止めないように。

怒りの感情をぶつけることは、痛みを伴いますが、心の成長には大事な過程です。

紙やスマホのメモに書き出して、一次感情を探ってみてください。

そして、思い切って「寂しい・悲しい・羨ましい」といった感情を素直に伝えること。

怒りの奥にある感情を深掘りして、一次感情をキャッチできるようになると、旦那さんに対しても、

「私は、愛想笑いすることが癖になっていて、そんな自分が嫌いだった。だから、あなたに『嘘でも笑っていて欲しい』と言われると、強がって弱音を吐けなくなってしまう。それは、とても寂しいし悲しい。」

みたいに、きちんと言葉で気持ちを伝えられるようになりますよ。

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