こちらは、ももか(@momohsphss)の個別相談コーナーです。
読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!
【本日のご相談内容】
悩みとは少し違うのですが「HSPが病気になった時」の心構えを書いている人はまだいないと思い、LINEしました。
病気になったり手術したりすることがあると思います。
その時に「あれこれ深く&堂々巡りに考えてしまう癖」が最大限に発揮されます。
もしこんなことがあったら…と「リスク」を考え、「死ぬかも知れない」とか「それなら遺書を書いておいた方がいいのか」とか、どんどん思考が先走ってしまい、結果精神的に追い詰められるという悪循環に陥ります。
明らかに、非HSPの人とは考える深さが違うことに気付きました。
心配しないことも治癒力の1つだと思うし、こういう時は尚更「考えすぎない力」が必要になる気がして、そのコツ?をどうゲットすればいいかを聞きたいと思いました。
ご相談ありがとうございます!
病気のときに必要な「考えすぎない力」を手に入れたいなら、一人で全部対応しようとしないことが大事です。
病気の種類や程度がどうであっても、HSPは大きく不安になりますし、先が見えない不安は、ひとりで処理することは難しいです。
だから、自分や周りの人を信じる力を持つことが1番です。
よく周りを見れば、たくさんの人があなたの為に力を尽くしたいと思っているでしょう。
ひとりじゃないと感じられるだけで、生きる力が湧いてくるのです。
HSPは「迷惑をかけたらダメ」と思いがち
HSPは小さいころから、なんとなく周囲に馴染めなかったり、みんなと同じことができなくて劣等感を抱くことが多いです。
そして、相手の顔色を読むのも得意だから、迷惑をかけることを極端に遠ざけようとするんですよね。
相談者さんが言っているように、
- 心配しないこと
- 考えすぎない力
こういった自分の中だけで思考を切り替える練習も、もちろん大事です。
でも、命に関わる病気をしたときに、ひとりで全部抱え込んで、落ち込んだ素振りを一切見せずにいられるのって、相当徳を積んだ人くらいじゃないですか?
状況を知っている人がいる心強さ
私は去年の夏に、突然左足に良性皮膚腫瘍(?)ができて手術することになったんです。
もうさ、『手術』と聞いただけで急に怖くなったよね。帰宅してからも心臓バクバク。
すごく簡単な手術で20〜30分くらいで終わるやつなんだけど、「跡が残ったらどうしよう。再発したらどうしよう。痛いのかな。」とか、色々考えちゃいました。
気にしてないフリとか無理だから、すぐに母と彼氏に診断結果を報告しました。
「痛いのやだよーー」って笑
駄々をこねても現実は変わらないけど、気持ちを吐き出したら落ち着くことができました。
結局、自然治癒してしまったから手術は中止しましたが。
自分の置かれた状況を知っている人がいるだけで、とても心強くて戦う勇気が出るものだなと感じました。
人を信じる力を育てよう
病気になると、日常生活の有難さが身にしみてわかります。そんなときこそ、周囲にいる人に感謝して素直に頼ってみましょう。
病院の先生も家族も同僚も「寄り添いたい」という気持ちは持っているものですよ。。
話を聞くこと、そばにいてあげること。ほんの少しの優しさで生きる希望を見つけられることもあります。
元気になって、少しずつ恩返ししていけばいいのだから。