こちらは、ももか(@momohsphss)の個別相談コーナーです。
読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!
今回は、「飽きやすくて、人間関係の構築方法がわからない」というお悩みです。
【本日のご相談内容】
長続きさせる人間関係の秘訣がわかりません。どんなに親しい友人でも、同じ人とずっと一緒にいると飽きてしまうので、色んな人と浅く広く関わってしまいます。でも浅く広く関わると、本当の自分の弱音や悩みを打ち明けられる人がいなくて、悩みを聞いて欲しいけど、変なふうに思われたくなくて、心の底にバリアを張ってしまうんです。初対面で接する人は、ノリノリで話題が次々浮かんでくるのに、親しくなってくると、どうしていいか分からなくなります。「みんなからは元気で明るい自分としか見られていないんだな」と思うと、誘いとか付き合いとかめんどくさくなっちゃって行きたくなくなるんです。自分の気持ちに素直になりすぎると、「暗いしわがままだし」こんな私なんかに時間を割いてもらってごめん、という気持ちになります。でも相手を優先しすぎると、ひどく気を遣ってしまうんです
ご相談ありがとうございます。
内容を読みながら、何度も「そうなんだよね!!」と頷いてしまったほど、同じように悩んだ経験があります。笑
結論からお伝えすると、人間関係が続かないのは【飽きやすいから】ではありません。
私の考えをお伝えします!
人間関係が続かない4つの原因
人間関係が続かない原因は、主に4つ考えられます。
- 刺激を求めるけど繊細なHSS型HSP気質の持ち主
- そもそも人と一緒にいることを求めない性格
- 人間関係リセット症候群の可能性
- 回避型の愛着障害の可能性
1.HSS型HSP気質を持っている
HSS型HSPとは、人口の6%に存在する気質のことです。
新しいことが好きで刺激を求めるのに、傷つきやすく繊細という両極端な特徴を持っています。
人間関係も刺激を求めるのですが、ストレスを溜めやすく一人の時間も必要とします。
2.人と一緒にいることを求めない性格
内向的な性格だと、基本的に1人が好きです。だけど、思慮深く自分の見ている世界を人と共有したい気持ちも持っています。
必要なときに、必要な人と、目的を持って関わっていきたいというタイプですね。
人との関わり方の特徴は、MBTIという性格診断チェックをすると、傾向が見えてくるのでオススメです。
無料診断できるサイト▷16Personalities
3.人間関係リセット症候群
人間関係リセット症候群は、人との繋がりを全て消したい衝動に駆られ、連絡先を消去したり、転職を繰り返したり、といった特徴があります。
病名ではなく、特定の現象についた名前です。
彼氏が音信不通で突然LINEをブロックされました。人間関係リセット症候群ですか?
4.回避型の愛着障害
愛着障害とは、幼少期に親から十分な愛情を受けられず、大人になっても人間関係が適切に築けない心の問題のことです。
その中でも回避型の場合、人と親密になるのが怖くて、自分の殻にこもってしまう特徴があります。
私は、恋愛が長続きしなくて悩んでいたんですが、愛着障害に見られる【愛情の確認行為】と気づいて衝撃を受けました。
本当の自分を見せるには覚悟が必要
本当の自分を人に見せるには覚悟が必要です。
- 傷つけたり、傷つけられる覚悟
- 嫌われたり、嫌いになる覚悟
ネガティブな感情が生まれることを含めて【人間関係】なんですよね。
相談者さんが手にしたい人間関係って、表面的なものではなく、
楽しいことも、つらいことも共有できて、一緒に笑ったり泣いたりできる友達。
振り返ったときに、「あんなこともあったね」と語り合える関係。
ですよね?
勇気を出して人間臭い部分を見せると、望んだ関係が手に入ります。
飽きるのではなく「諦めている」
人間関係が続かないのは、飽きるのではなく「諦めている」だけかもしれません。
自分で自分を好きになれないと、人と接するときに無理しちゃうんですよね。
だって、前提が「素の自分を見せたら嫌われる」だから。
自分がダメだと思っている部分を見せても一緒にいてくれる人こそ、相談者さんが手にしたい関係を築ける人です。
人間臭さを見せるのは怖いかもしれないけど、傷つくことから逃げずに向き合った先に、手にしたい未来がありますよ。