自己肯定感

「HSPを知っても悩みが解決しない!」個人差に沿って行動する大切さ♡

baby

自分がHSPだと知った時点で悩みの50%は解決します。

言い換えると、残り50%は、知るだけでは解決されないということだね。

まず、悩みの50%がHSPだと知っただけで解決される理由。それは、HSPが悩む根本的な原因は、辛さを周囲に理解されない(共感者がいない)ことだから。

ずっと、自分だけみんなと同じようにできないと苦しんできたHSPは、同じように悩んでいる人の存在が最大の救いになります。

そういう意味で、HSPだと気づいた時点で悩みの50%は解決していると言えるの。でも、知るだけでは解決されない悩みもある。

HSPを知っても悩みが解決されないのはなぜ?

HSPを知っても悩みが解決されない理由は、悩みとは千差万別で人の数だけあるから。人が絡んできた途端、問題は複雑になる。

住んでいる場所も関わっている人も違うのに、本に書いてある方法をそのまま真似しても、解決するのは難しいよね。

さらに、人は気分のムラがある。今日は上手くいったことが明日も同じようにできるとは限らない。

HSPは、知的好奇心が旺盛で物事を深く処理する。だから、その特徴について情報収集して、ある程度は理解できる。

一般的なHSPの特徴を理解したところで、自分自身の特徴を理解しなければ悩みは解決しない。

そこで大切なのが、理解したことを実践する力をつけられるか。知っていることとできることは違う、って言うでしょ。

新しい自分を受け入れて生きづらさから解放されるには、行動を変えるしかない。多くの人は、その勇気が持てずに結局は現状維持になってしまうの。

Windowsの世界に生きるMacユーザー

自分がHSPだと知ることは、新しいマニュアルを手に入れたことと同じだよ。

例えば、1台のパソコンを持っていたとするでしょ。今までWindowsだと思っていたパソコンが、実はMacだったの!

それを知らずに、Windows用のマニュアルを必死に読んでMacを動かしている。

HSP
HSP
なんでこのソフトが使えないんだろう?みんなと同じように動かないのはなぜ?

と悩み続けていたとき、自分が持っていたのはMacだった!と気づくの。

HSP
HSP
違和感があったのは、そもそも持っているものが違っていたからだ!!

自分がMacユーザーだと気づいたあなたは、たくさん情報収集してMac用のマニュアルを入手する。

最初は、ちょっと練習が必要だったり、新しい名称を覚えたりするのに苦労する。

それでも、Macがどういうものでどうすれば正常に動作するのか、知識をつけることができる。

さらによく周囲を観察してみると、自分と同じようにMacを使っている人がたくさんいることに気づく。

この世界はWindowsしか存在しないから、使いこなせないのはダメ人間だと思っていた。

でもそうじゃなかった。自分と同じ人がいる。仲間の存在に気づき、大きな安心感に包まれる。

だけど、ここで1つ問題が起きる。そう、パソコンには基本操作以外の拡張機能がある。さらに、マニュアルにはないエラーが発生するの。

あなたは、問題の複雑さに混乱する。結局、目の前のMacをどう使いこなしていいかわからず、操作することも怖くなってしまう。そんな自分が情けないとも思う。

このまま何もしなければ卑屈の道まっしぐらだよ。

HSP
HSP
どうせWindows所持者には、この気持ちを理解してもらえない。説明して笑われるのが怖いから、Mac所持者としか関わりたくない…

と自分の世界をどんどん狭めていってしまう。

HSPは、知識を得ることが好き。でも、知識はマニュアルにすぎないの。そして、そのマニュアルも「一般的には、こう使えば問題なく動作します」という限定的なもの。

自分にはどんな拡張機能があって、どんなときにエラーを起こすのか。これは、使いながら1つずつ確かめていくしかないんだよ。

それから、WindowsであろうとMacであろうと、パソコンであることは同じ。

操作は違っても、同じようにウイルスに感染したり、エラーを起こすこともある。パソコンはあくまでツールの1つ。どの機能をどう使うかは、自分次第だよ。

だから、いつまでも基本操作の情報収集ばかりしてないで!

どう使いこなすか試行錯誤の段階に早く入ろう。それには失敗や傷つくというリスクもある。でも、本当に解決したいところはそこだよね?

自分がHSPだと知って、人よりできないことが多いと気づいたかもしれない。でも、新しい見方を手に入れたら、今まで埋もれていた「できること」が見えてくるの。

新しい自分への挑戦を続けると、自分だけのオリジナルマニュアルが出来上がる。このマニュアルは、そのまま財産になるよ。

HSPに個人差が出る理由

ここからは、具体的にHSPに個人差が出る理由についてお話しするね。

HSPの名付け親である、アーロン博士はひといちばい敏感な子で、HSPに個人差が出る理由を3つ挙げているよ。

  1. 遺伝子の影響
  2. 行動抑制システムと行動活性システムのバランス
  3. 気質

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遺伝子の影響について

そもそも気質とは、いくつかの遺伝子が集まって作られる。遺伝子が変われば何に敏感かも変わる。

何に敏感かは違っても、その根底には共通する特徴がある。それが遺伝していくの。

行動抑制システムと行動活性システムのバランスについて

脳にある行動抑制システムと行動活性システム。どちらのシステムが優位かは人によって異なるの。

車のブレーキとアクセルと考えるといいね。人間には2種類いて、ブレーキ優位の人とアクセル優位な人。

この2種類が存在することにより、どんな状況でも絶滅せずに種を保つことができている。さらに、ブレーキとアクセルのバランスも人によって違う。

気質

気質の研究は、様々に行われているの。気質の特性も人それぞれ違う。

例えば、こだわりが強いけど集中力がない人もいれば、社交的だけど、活動的ではないという人もいる。

これら3つの関係性が、HSPに様々なタイプがいる理由だよ。

HSCチェックで個人の境界線を作る

HSPが悩みを解決できない理由の1つに、境界線の薄さがある。

簡単に言えば、自分と他人の明確な線引きが苦手ってこと。だから、自分の意思より誰かが提示した正解を求める傾向にある。そして、個人差があることを見落としてしまう。

「よそはよそ。うちはうち。」っていう考えが苦手なんだね。これを証明するために、次のチェックリストを確認してみて。

エレイン・アーロン博士による、HSC(Highly Sensitive Child)のチェックだよ。子どもの頃を思い出して当てはまるものを数えて欲しい。

HSCチェックリスト

  1. すぐにびっくりする
  2. 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
  3. 驚かされるのが苦手である
  4. しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
  5. 親の心を読む
  6. 年齢の割に難しい言葉を使う
  7. いつもと違う臭いに気づく
  8. ユーモアのセンスがある
  9. 直観力に優れている
  10. 興奮したあとはなかなか寝付けない
  11. 大きな変化にうまく適応できない
  12. たくさんのことを質問する
  13. 服が濡れたり、砂がついたりすると、着替えたがる
  14. 完璧主義である
  15. 誰かがつらい思いをしていることに気づく
  16. 静かに遊ぶのを好む
  17. 考えさせられる深い質問をする
  18. 痛みに敏感である
  19. うるさい場所を嫌がる
  20. 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
  21. 石橋をたたいて渡る
  22. 人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく
  23. 物事を深く考える

13個以上に「はい」なら、その子どもはおそらくHSCだよ。

「はい」が1つや2つでも、その度合いが極端に強ければ、HSCの可能性がある。

どうだった?もし、

「はい、が10個しかない。私はHSP(HSC)って言う資格ないね。」

と思っていたら、要注意!!

「はい」が1つや2つでも、度合いによってはHSCの可能性が高いの。

自分がその特性で苦しんでいるなら、立派なHSCってこと。このチェックリストは、たくさんの事例から生まれた。だから、例外があって当然。

ここで提案なんだけど、このHSCチェックリストを使って他人との境界線を作る練習をしたらどうかな?

意識することは、23個の項目の中で最も避けたいことは人それぞれ違うということ。

HSP(HSC)と一括りにしても、人によって繊細さは違うの。自分の繊細さと付き合っていけばいいんだよ。

世界のHSP:成績優秀 スポーツ万能 写真家など

最後にひといちばい敏感な子から、たくさんのHSCを紹介するね。共感できることもあれば、できないこともある。それでいいの。

写真家で新しい経験が大好きなアン

アンは写真家で新しい経験が大好き。バイクを乗り回し、パラグライダーにも挑戦する。

慎重で几帳面なアンドリュー

アンドリューは細かい事にこだわる性格。

彼は、精緻で丁寧なビジュアルアートを作り出す芸術家。生まれてからずっと、音と香りに敏感だった。

アンとアンドリューは感情を表に出さない。

感情表現の激しいティナ

ティナは幼いころはよくかんしゃくを起こし、10代では落ち込みやすく沈みがち。

風邪をひくと、いつもこじらせて気管支炎や肺炎になり、医者の世話になっているような子。

彼女の芸術の方法は、詩の朗読。

意思が強くて頑固なアリス

3歳のアリスはかんしゃくを起こしたことがない。

何か欲しいときは、その年に似合わない口調でしっかりと要求を伝える。

スポーツが嫌いでチェスが大好きなウォルト

7歳のウォルトは成績優秀。新しいことや、初対面の人が苦手。初めて芝生に触れた時は、その感触に驚いて泣いてしまった。

チェスが大好きで成績優秀なランドール

9歳のランドールはスポーツは野球しかしない。チェスが大好き。成績優秀。友達づきあいが苦手。

慣れないことをためらい、友達の家や、知らない親戚のところへは行きたがらない。食べず嫌いも多い。

スポーツ万能なチャック

9歳のチャックはスポーツならなんでもできる。

特に登山とスキーが大好きだけど、自分の力と限界がわかっている。外交的で人気があって、すでに女の子の注目の的。

ハーバード大学を最優秀の成績で卒業したマリア

マリアは高校の卒業生代表を務めた。さらにハーバード大学の化学科を最優秀の成績で卒業。

ホームレスを家に泊めたいと頼んだリバー

10代のリバーは人の心をすぐに察知し、公園で見かけたホームレスを泊めてあげたいと母親に頼んだ。

感情の刺激に敏感なメラニー

8歳のメラニーはつらい思いをしたり、他の子がいじめられていたりすると、すぐに泣いてしまう。

また、体の痛みにも敏感。転ぶのが怖くて、なかなか自転車に乗れず、補助輪が外せたのは3歳下の妹が乗れるようになってから。

音と布地と食べ物に敏感なラリー

13歳のラリーは主に音と布地、食べ物に敏感。

幼稚園まで、スウェットのシャツとパンツしか着られなかった。なぜなら、ジーンズのザラザラした感触に耐えられなかったから。

新しいことが苦手で、キャンプや長期の旅行には行きたがらない。

HSCのあらゆる特徴をあわせ持つミッシェル

5歳のミッシェルはHSCのあらゆる特徴を併せ持っているような子。

特に、新しい社会経験の場でもある学校は、通うのに苦労した。誕生パーティが好きではなく、仮装大会の衣装も着たがらず、人に注目されるのが嫌い。

一見、言葉を発するのに時間がかかるのは、話す前にあれこれ考えすぎるから。

味覚や触覚も敏感で、混ぜてある食べ物や、ザラザラした靴下が苦手。服のタグが首や腰に当たるのを嫌がるので、母親はいつも切り取っていた。

とても外向的なエミリオ

7歳のエミリオとても外向的。初対面でも平気。

食べ物のの好き嫌いはなく、積極性もあり、着るものに文句も言わない。でも、騒音とパーティが苦手で、たくさんのダウンタイム(休憩)が必要。

また、予定を立てないと動くことができない。

まとめ

  1. HSPを知るだけでは、悩みは解決されない
  2. マニュアルを読んでばかりいないで、実践しよう
  3. HSCチェックリストは、他人との違いを知るために使おう
  4. HSPに様々なタイプがいるのは、”遺伝子””アクセルとブレーキのバランス””気質”が関係している
  5. 敏感さの出方は、人によって色々

HSPには本当に、様々なタイプがいるよね。

さらに、環境や経験などによって敏感さも変化する。子どものころは苦手だったけど、今は平気とかね。

HSPに関するブログや本を読んで、

「みんなと同じように敏感じゃなきゃ」

「私の繊細さなんて、大したことないんだ」

と思っていたら、自分に集中するきっかけになったら嬉しいな。