ストレス対策

脳疲労回復に役立つ空想の使い方

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

些細なことが気になる人は、ふとしたときに次々と空想が浮かんできて、常に頭の中が言葉と映像で溢れていたりします。

「私はいつも頭を使っているから疲れる」と感じている人も多いのですが、実は『空想』や『想像』は、脳にとって大事な役割があるのです!

今回は、空想を放置することで脳疲労の回復に繋がる理由について、ご説明しますね。

頭に次々と浮かぶ空想には意味があった!

些細なことが気になる人は、1つの現象から次々に思考を展開させて、頭の中は常に言葉が行き交っている状態になっていませんか?

また、文章を読むと頭に映像が浮かぶ『視覚映像優位型』の場合は、思考すると同時に頭の中で映像が流れて、何も考えない【無】の状態になることは結構難しいですよね。

マインドフルネスという「今この瞬間」にフォーカスする考え方がメンタルケアに有効であることは、多くの人が認識していると思います。

瞑想などで体に集中し、意識的に思考を休めることで、頭がスッキリする感覚を得ることもできます。

いつも頭が動いている人にとっては、1つの出来事から次々に湧いてくる空想は邪魔者扱いされがちです。ところが、空想は脳にとって大事な効果があるのです。

脳の省エネ運転「マインドワンダリング」

ぼーっとしているときや、何かに集中しているときに、ふと考えが頭に浮かんで、次々に空想を展開させる現象は「マインドワンダリング」と呼ばれています。

マインドワンダリングは空想や想像などの、課題とは関係ない思考のことで、脳の集中が一段落した後の安静期間中に起こると言われています。

たとえば、仕事のやり方を一通り覚えていて、いちいち手順を見返さなくてもこなせる作業をしているときや、トイレに行くとか歯を磨くといった、単純で処理にほとんど労力を必要としない場合に起きやすいことがわかっています。

逆に、新しく複雑な課題であったりして、多くの労力を必要とする場合には、あまり起こりません。

つまり、マインドワンダリングは、脳が省エネ運転をしているときに、『空想』や『想像』といったカタチで関連情報を見せてくれる機能なんですね。

空想を放置して脳疲労を回復させよう

マインドワンダリングはマインドフルネスの逆の意味の言葉ですが、神経科学の分野では「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれています。

DMNは、脳が大量のエネルギーを使って集めた情報を、過去の情報と繋ぎ合わせて「残す」「忘れる」と精査する機能なんですね。

空想しているときとは、脳が省エネ運転に切り替えて、疲労回復と体力の温存をしているのです。

デフォルト・モード・ネットワークとは、ぼーっとしているときに脳が勝手に情報処理を始めるアイドリング状態のこと。

お風呂に入ってリラックスすると、一気に色々な考えが浮かんでくるのも、デフォルト・モード・ネットワークが優位になるから。

引用:考えすぎる人の脳は1日でどれくらいエネルギーを使うのか?

常に100%フルパワーで情報を処理するとパンクしてしまうので、脳は効率よく省エネ運転をして、必要な情報だけ定着させるように働いているわけです。

些細なことが気になって、空想が次々に沸き起こってしまうことは、「考えすぎ」と言われて良くないことのように感じるかもしれません。

ところが、刺激を深く処理する脳を持っている人にとっては、膨大に仕入れた情報を精査するための重要な時間なんですね。

ですので、頭を【無】にすることだけでなく、空想を放置してきちんと脳に情報処理をさせてあげることが、効率よく疲労回復させることにつながります。

まとめ

いつも頭に言葉や映像が浮かんでいる人は、「考えすぎるからストレスが溜まるんだ」と、空想や想像を良くないことと思いがちです。

ところが、ぼーっとしているときに浮かんでくる思考というのは、実は脳が過去の情報とつなぎ合わせたりして、精査している状態なんです。

目の前の課題とは関係のない空想や想像が浮かんでくる「マインドワンダリング」は、脳が省エネ運転しているときに起こります。

ですので、一息ついたときに空想が湧いてきたら、一旦放置してみると効率よく脳疲労の回復につなげることができますよ。

それじゃあ、またね。