お悩み相談室

「聞いて聞いて期」は、おばあちゃん子が原因ですか?

こちらは、ももか(@momohsphss)の『お悩み相談室』です。

読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!

今回は、感情に素直に行動していたら、お喋りになり「聞いて聞いて期」に突入したという内容です。

【本日のご相談内容】

こんにちは。

自分がHSPだと知って、しばらくして大人の反抗期に入り、今は感情に素直になることを意識して行動するようにしています。

○○の方がいいよね。ではなく、○○したいと思ったんだからこっち!!と行動できるように、少しずつですがなってきていると思います。

そんな中気づいたことがあり、連絡させていただきました。

私は今、反抗期でもあるけれど「聞いて聞いて期」でもあるようです…笑

昔と比べておしゃべりになったなぁと思ってはいたんですが、振り返ると「あのね!!こんなことがあった!!」ということを話したくて仕方ないような感じです。

何で30を前にして今頃…と思ったのですが、小さい頃を思い出すとほとんど祖父母の家にいました…。

幼稚園から中学生までは休みの度に泊まりに行き、高校になると平日でも寄ってから帰る。おばあちゃん子だったのもあるかもしれませんが、その分家族とのコミュニケーションは少なかったように思います。

私の「聞いて聞いて期」はこれが原因かなぁとふと思ったんですが、ももかさんはどう思われますか?

また、反抗期の時「聞いて聞いて!!」となることはありましたか?

どちらも、自分に素直になることでいずれ落ち着いてくるものでしょうか?

ご相談ありがとうございます。

感情に素直に行動していたら、「聞いて!聞いて!」という自分が出てきたんですね。

文章からの印象ですが、大人の反抗期とは違ったニュアンスを感じます。

聞いて欲しい話の内容によって意味が変わるので、その辺を説明しますね。

感情を解放するとお喋りになる

理性で押さえ込んでいた感情を解放すると、自己主張が始まるのでお喋りになる人もいます。

自己主張はワガママというイメージを持たれがちですが、全てが「悪」ではないんですよね。

自分が何を感じて、どう考えているのかを、言葉を使って相手に伝えようとする行為なので、大人のコミュニケーションです。

確かに、「聞いて聞いて期」とおばあちゃん子は関係がありそうです。

幼少期に両親と十分なコミュニケーションが取れなかった場合、素直な感情を表現できずに大人になってしまうんですね。

おばあちゃんが優しくしてくれても、心のどこかで「本当はお母さんと一緒にいたい」と思っていて、それを理性で押さえ込んでいる。

さらに、「おばあちゃんを困らせるとお母さんに迷惑がかかるから、ワガママ言わずに良い子でいよう」と考えて、早熟した思考を持つようになります。

すると、大人になって理性を弱めて本能を優先し始めると、小さい頃に満たされなかった欲求が「やっと気づいてくれたーーー!」と声を上げ始めます。

じゃあ、この自己主張と反抗期は何が違うのかというと、『感情の種類』『目的』が別物なんですね。

 

大人の反抗期かどうかの見極めは、次の2つをポイントにするといいですよ。

  1. ネガティブな感情を主張する
  2. 相手が共感してくれないと拗ねる

ネガティブな感情を主張する

大人の反抗期中の自己主張は、「私は今までこんなに苦しんできたんだ。だからもう、自由にやるんだ!」といったように、ネガティブな感情が主軸です。

ネガティブな感情は抑圧されやすい傾向にあるので、幼少期から『苦しい』とか『つらい』といった感情の扱い方を知らずに育っていると、大人になってから混乱するのは当たり前ですよね。

重要なのは、ネガティブな感情は、『怒り』で覆いかぶさっていて、本人も見つけることが難しいんです。

心理学で『怒り』は二次感情と呼ばれていて、一次感情の『苦しい』とか『つらい』を隠すために使われるんですね。

なぜかというと、怒ることで攻撃体勢を取れるからです。

  • 苦しい
  • つらい
  • 寂しい
  • 悲しい

こういった感情を認めて他者に伝える行為は、自分のモロい部分を相手に見せることにつながります。

反抗期中は、自分の弱さを素直に認めて助けを求めるのではなく、【即席のプライド】を使って自己主張しようとします。

だから、『怒り』を使って攻撃し、自分が傷つかないように守るんです。

相手が共感してくれないと拗ねる

怒りを利用した【即席のプライド】は、ちょっとの衝撃でヒビが入るほど中身はスカスカなんですね。

だから、相手から少しでも拒絶の色が見えると、途端に不安になるという特徴があります。で、不安を見ないようにするために、また『怒り』を使います。

刑事ドラマとかで、追い詰められた犯人が急にヒステリックになるシーンあるじゃないですか。

「私がどれだけ苦しい思いをしたか!あなたに何がわかるの!?」みたいなやつですね。

あれも、不安と恐怖という一次感情が、相手の共感を得られずに、『怒り』に姿を変えて出てきた例です。

大人の反抗期を抜けた合図

今回の相談文の印象だと、ワクワクしたり、その日あったことをシェアしたいという、「聞いて!聞いて!」だと感じたのですが、どうでしょうか?

ポジティブな感情を自己主張するのは、むしろ反抗期を抜けて、相手と言葉でコミュニケーションを取ろうとする時期ですので、自然な流れに任せることをオススメします。

大人の『コミュニケーション』としての自己主張は、

  • 好きなことについて語りたい!
  • 今日あった出来事を聞いて欲しい!
  • 挑戦したいことを知って欲しい!

こういう、相手をコントロールする意図のないものを指します。

自分がどういう人間で、何を考えているのかを相手に伝えたい気持ちは、自己肯定感が育まれて初めて芽生えるんですね。

なぜなら、言葉で意思表示するということは、少なからず人間関係に波風を立てるからです。

そのことを理解したうえで、相手に依存することなく、しっかりと言葉で意思表示している状態であれば、反抗期を抜けてアイデンティティが確立されたことになります。

ちなみに私も、ネガティブな感情を「聞いて!」と主張する時期を経て、ポジティブな意思表示ができる状態になりました。

ネガティブな時期は、どちらかというと、「いいから何も言わずに共感してよ!」というニュアンスに近かったんですけどね。笑

ポジティブな意味を含んだ、言葉での意思表示は【大人のコミュニケーション】なので、落ち着かせるよりも、ブラッシュアップすることが大事です。

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