天職・適職について

HSPを知って生きづらさが増す!?混乱期の考えかた

女の子とクマ

HSPという概念は多くの繊細で感受性の強い人を救ってくれる。だけど、HSPを知ることで生きづらさが増す人がいるの。

ここでは、

  • 生きづらさが増す理由
  • 混乱期や天職についての考えかた

をお話するね。

混乱期とは、読者さんが命名してくれた、ある時期を迎えたHSPの精神状態を表しているよ。

では、詳しく見ていこう!

HSPを知って生きづらさが増す理由

HSPを知って生きづらさが増幅する人は、自分を苦しめた犯人探しをしているの。

「私をこんな状態にした犯人は誰!?」と、原因を探したくなるのね。

私が考える、犯人探しをしてしまう心理はこんな感じ。

犯人探しをする心理

抱えていた違和感の原因が「HSP」という気質だと知る

最初は人生の謎が解けた気がして、目の前に光が差し込む

さらに調べると、エナジーバンパイアや非HSPという「業界用語」みたいな言葉に出会う

仲間意識のような不思議な一体感が生まれる

HSP=仲間 非HSP=敵 という構図が出来上がる

敵がいたら攻撃したくなるのは自然なこと。

むしろ、今まで認めてもらえなかった行き場のない気持ちを発散させるために、敵を作り上げている可能性もある。

確かに、生きづらさの原因のひとつに、非HSPのおおらかさの影響があるかもしれない。

だけど、「私は非HSPのせいで苦しめられた」と考え続けるHSPは、本当の意味で生きづらさから解放されることはない。

エナジーバンパイアの影響

エナジーバンパイアとは、相手のエネルギーを吸い取って自分のエネルギーにする人のこと。

意識している・いないに関わらず、嫌味を言ったり、陰湿な嫌がらせをすることもある。

また、善意に見せかけて人を陥れようとするタイプもいる。

一生懸命で平和主義なHSPは、それまで

HSP
HSP
あの人といると、なぜか疲れるんだよな。良い人なんだけどね…。
でも人のこと悪く言うのはよくないし。愚痴を言って他の人の気分を悪くしたくないし。

と、色々な手段で自分を押さえつけて来たでしょ。

もしくは、些細なことが気になって、思い切って打ち明けた時に「気にしすぎだよ。考えすぎ。」などと、自分の感覚を受け入れてもらえなかった経験もある。

HSP
HSP
もっと明るく振る舞わなきゃ。
落ち込んでいるところを見せたらダメだよね。私の感覚は、人と違う気がするけど・・・
でもきっと誰も私のことをわかってくれない。

少数派のHSPは、自分の感覚を受け入れてもらえない寂しさを我慢して、生活してきたはず。

長い暗闇の中でHSPという気質を知り、生きづらさの原因は「脳の仕組みが違うだけ」だったと気づく。

すると、どうだろう。

今度は、自分を苦しめた犯人探しをしてしまうの。

HSP
HSP
私がおかしいんじゃないんだ!
この感覚がわからない、エナジーバンパイアや非HSPがおかしいんだ!

と、今まで抑え込んでいた感情がドロドロと流れ出てくるんだね。

混乱期は大人の反抗期

HSPを知って生きづらさが増す「自分を苦しめた犯人探し」は、一時的であれば悪いことじゃないの。

アイデンティティの確立には、強く自己主張する時期が必要だからね。

だけど、中途半端に情報を仕入れるだけで終わりにすると、生きづらさが増幅することになる。

HSP
HSP
繊細で疲れやすい私を攻撃する、エナジーバンパイアや非HSPがいる。
今の世の中は、非HSPのために作られた仕組みで溢れていて、HSPにはちっとも優しくない。

自分を守るために敵を作りたがるんだね。

反抗期みたいに、世の中や大人に対して憤りが湧いてくる。

強く自己主張して「私はこういう人間です」ってアピールしないといられない。

だって、そうしないと自分が消えてしまいそうな感覚が、どこかにあるから。

これが、HSPを知った人に訪れる「混乱期」だよ。

混乱期自体は悪いことではないの。

むしろ、混乱期を通らないと、本当の意味で気質を活かした人生を送ることはできない。

混乱期は、このブログの読者さんが名付けてくれた造語。

発達心理学では、周囲に拒否反応を起こすことで強く自我を発達させる時期を、次のように表現しているよ。

幼児期→イヤイヤ期

思春期→反抗期

成年期→大人の反抗期

人生を切り開くときに必要なこと

多くのHSPが「HSP気質を活かした仕事がしたい」と考えているの。

でも、この考え方には危険を含んでいることも覚えておいて。

だって、気質を活かしたいということは、「日本人を活かしたい」とか「女性を活かしたい」と言っていることと同じだから。

HSPは気質でそれ以上でもそれ以下でもない。

そうは言っても、自分にピッタリの天職とか適職を探し求める気持ちはよくわかる!

HSPにとって、仕事とは生きること。

  • 家から近いから
  • 自分にも簡単にできそうだったから
  • 世間体が良さそうだったから

こういった理由で仕事を選ぶHSPは、ほとんどいない。

仕事を通して自己実現をしたいし、人生を有意義なものにしたいでしょ?

だからこそ、仕事について本気で悩むんだよね。

気質を知ったら動き出そう!

気質は単なるDNAの情報だよ。

確かに、この概念は多くのことを教えてくれる。

できることと、できないこと。でもね、それさえも環境や体調によって程度は変わる。

誰かがテストの回答や占いのように「あなたにぴったりの仕事はこれです。」と教えてくれたとして、素直にその仕事に進む?

例えば、HSP専門の占い師さんがいたとして、

占い師
占い師
あなたにピッタリの仕事は、カウンセラーです。自宅サロンを開いてマイペースにやりましょう。

田舎の静かな戸建に住むのがいいですね。

「カウンセラーで食べていけるのか」ですって?

収入になる保証はありません。お客さんは1人も来ないかもしれません。5年経っても食べていけないかもしれません。

えぇ。間違いなく、あなたの天職はカウンセラーです。

こんな回答でも、天職を見つける目的は果たしたことになるよね。

むしろ、ここまで言われなくても、慎重で常にリスクを考えるHSPは心のどこかで気づいているはず。

そこで、一見遠回りだけど、確実に人生を切り開く方法を紹介したい。

いい?

どんなときも、探すのは「動き出す理由」だよ。

答えや結果は、後からなんとでも意味づけできる。それが人間の記憶というものだから。

まとめ

HSP気質は、私たちに多くのことを教えてくれる。

だけど、非HSPという敵を作り出して、犯人探しから抜け出せなくなる可能性もある。

一時的な混乱期は、アイデンティティの確立に必要なものだから、怖がることはないけれど。

長期化してしまうと、生きづらさが増す原因になるから気をつけてね。

それじゃあ、またね。