境界線(バウンダリー)

境界線が薄いHSPあるある。「なんで?」って聞かれて、答えに困る

teddybear

こんにちは!ももかです。

HSPは境界線が薄く、他人と自分を線引きすることが苦手。

今回は、そんな境界線が薄いHSPあるあるを紹介するよ!

最初はいい人だと思ったけど一緒にいると疲れる

HSPの中には、人が好きなのに人付き合いは苦手という、相反する感情に困っている人がいるの。

HSP
HSP
人付き合いは疲れるから苦手。
なのに、人といると元気になれるし。人は好きなんだよなぁ。
だから、一緒にいたい。でも、手放しで駆け寄っていけるほどフランクにはなれない…
HSP
HSP
いっそのこと、人付き合いのない世界になればいいのに…でも、それはそれで寂しいんだろうな。

こうやって、一見正反対の感情を持て余してしまう。

その理由は、 落ち着く人間関係のあり方がわからないから。もう少し詳しくお話しするね。

HSPは基本的に人が好き

HSPは、基本的に人が大好き。だから、観察しすぎてしまうの。

その結果、自分と相手との境界線がなくなって、見なくていいところまで見てしまう。そして、この前まで大好きだった人と急に距離を置きたくなる。

最初はすごくいい人だと思ってたけど、なんだか一緒にいると疲れる。ということも起こる。

人は好きだけど、人間関係を築くのが苦手。

ちなみに、逆のパターンもあるよ。

直感力に優れたHSPは、第一印象で「この人とは近づかない方がいいな。」と感覚的にわかる。

だけど、平和主義で優しいから冷たい態度を取れない。

  • 良いところもあるよね
  • 思い過ごしかな
  • 人を嫌ってはいけないよね

と頭で考えて、最初の感覚をなかったことにしてしまう。

HSP
HSP
やっぱり近づかなければよかった

この現象は、相手との距離が近すぎる場合に起こる。

本質が見えてしまうHSPは、相手の「エゴ」や「見栄」も鋭く感じ取るから。

だから、とても残念な気持ちになり人間関係に疲れてしまう。

広く浅くその場を楽しむ人間関係は合わない

HSPは同時に多くのことを抱えることが苦手。それは、人間関係も同じ。広く浅く、その場だけ楽しむやり方は合わない。

細く長く、本当に大事にしたい人たちに最大級の感謝と愛情を持って接する。そうした関係を作る方が、ずっと楽なはずだよ。

出会う人みんなと仲良くなれなくても、友達が少なくても。それは、薄情とは違う。

しっかりと自分の許容量を見極めて、できることをする。人が好きだけど、仲良くなれるのは、ごく一部でいいんだよ。

「なんで?」って聞かれて答えに困る

境界線を作れず、人付き合いに疲れてしまうシーンは、まだある。例えば、相手は軽い気持ちで聞いた質問。

「なんで?」

簡単な質問なのに、答えるのは難しいと感じたことはないかな。会社の上司から、次のような質問をされたときを想像してみて。

会社の上司
会社の上司
今回のミスは最初に確認していれば防げたよね。なんで確認しなかったの?

もしくは、大好きな彼氏からこんな質問をされたとする。

彼氏
彼氏
ちょっとでも連絡する時間はあったはずなのに、なんで連絡くれないの?

この瞬間にHSPの頭の中では、 状況と相手の立場を踏まえてどう答えたらいいか、たくさんの選択肢が溢れてくるでしょ。

さらに、

  • どんな言い回しで?
  • どんなテンションで?
  • どこまで話す?

とか考えるから、答えるのが遅かったり言葉に詰まったりしてしまうの。悲しいことに、答えを選ぶ心の葛藤は相手に伝わらない。

  • はい
  • そうですね
  • すみません

みたいな、当たり障りなくて不甲斐ない回答になる。

それで、

  • ノリが悪い
  • 冗談通じない
  • 真面目
  • 絡みにくい

といった印象になってしまう。こういう人は、ポンポンとテンポ良く会話するのが苦手。

でも、対策を練ることはできるよ。返しの定型を用意しておくの。

  • なんて言えばいいか。。。
  • 言葉が出てこない。。
  • 語彙力なくて。。。

こんな感じ。まず定型を軽くさらっと言う練習をしよう。会話のペースだって、いつも他人軸じゃ疲れるからね。

笑って本音をごまかす

ささいなことでも、こころから楽しめる人って、すごく魅力的だよね。周囲の目を気にせず、自分を楽しんでいる感じ。

人としっかり境界線を作れると、感情を素直に表現することができる。

ところで、あなたは笑顔でいることを心がけている?それは心から笑ってる?

面白くて笑うというより、反応の仕方がわからなくて笑ってごまかす習慣が染み付いてしまうと、本当の自分を取り戻すのが難しくなる。

「心配かけないように笑顔でいなければ。」こんな自分を縛るルールが当たり前になってしまう。

そうすると、本当の感情が隠れてしまうの。素直に面白くて笑ってる人を見ると、イライラすることもある。

本来は、面白ければ笑えばいいし、面白くなければ笑わない。それが自然なんだけどね。

みんなに笑顔でいてほしいから笑顔でいようと努力する。いつのまにか、それが苦痛になる。

自分が何を考えているのか本音が見えなくなる。

そこで、よく観察してみてほしいの。周りの人が1番笑ってくれるのは、あなたが心から楽しんでるときじゃないかな。

あなたが心から笑っている姿を見て、誰かが笑顔になってくれる。それって、すごく嬉しいよね。だから少しずつ感情を取り戻す訓練をしよう。

誰かの人生を生きて時間をムダにしないで

人と境界線を作り、心の奥底に封印していた感情のフタを開けると、ボロボロと数珠繋ぎに問題が解決していくことがあるの。

ここからは、自分を取り戻す波に乗った感覚をイメージできるようにお話しするよ。

以前、抑圧された感情は、脳に老廃物となって溜まると話したね。

最初に言った、心の奥底に封印していた感情のフタを開けるのが感情のデトックスだよ。

次に紹介するのは、私が感情のデトックス中に考えていたこと。

感情のデトックス中に考えたこと

感情のデトックスが始まると、高層ビルのエレベーターに乗って、10階・20階と勢いよく上がっている感覚になった。

通常のエレベーターは、「1階、2階、3階…」とこまめに止まるよね。しかも満員だと、目的の階まで行くのに時間かかるし、ゆっくり上がってるように感じるでしょ。

だけど、感情のデトックス中に乗っているエレベーターは、自分しか乗ってない。しかも、目的階を押すボタンがない。そもそも目的の階がわからない。今、何階なのかも表示されていない。

そのエレベーターでは、扉が開くごとに、見たことない景色が飛び出してくる。フロアに降りると、今までの経験値や考えが通用しない出来事が次々に起きて、大きなダメージを受ける。もうヘロヘロ。

それと同時に「人生を歩むために必要な道具(ツール)」をたくさんゲットして、エレベーターに戻る。それをすごい勢いで繰り返している感じ。

この建物が何階建てなのかわからないから、あとどれくらい扉が開けば、目的地にたどり着けるのか想像できない。おまけに、すごい勢いで10階、20階、と移動しているから、上昇の圧でうまく呼吸ができなくて苦しい。

でもね、このまま行けば、いつか穏やかで開放的で、とても暖かくて心地よい。そんなフロアにたどり着く。と、なんとなくわかるの。

かなり抽象的な説明だけど、イメージできたかな。

違う表現をすると、そばを食べてモグモグ咀嚼している間に次を入れられちゃう、わんこそばみたいな感じ。

あなたの人生の主人公は、あなたしかいない。人生の傍観者にならないように。

誰かの人生を生きて時間をムダにしないように。

↑このセリフは、映画のスパイダーマンでヒロインが言ってた。いい言葉だね。

扉が開いてもフロアに降りない選択肢もある。道具を受け取らないで、エレベーターに戻ることもできる。今の状況を選んでいるのは、全部自分自身だから。

まとめ

人としっかり境界線を作り本来の感情を取り戻すことができれば、エレベーターに乗ることも怖くなくなる。

むしろ、行き先がわからないことが楽しくなってくる。「行き先のわからないエレベーター」が人生だからね。

最終到達点なんてなくて。(たぶん、そこに着いたら人生が終わる)

ゆっくり上昇することもあれば、急降下することもある。扉が開いてフロアに降りてみたら、以前降りたところと同じこともある。

1階、2階、3階と規則的に上がっていくわけじゃない。10階飛ばしの時期もある。逆に、ずっと止まって動かないときもある。

着実に上に登ることが良いとされている世の中だけど。実際、人生はそんな単純じゃない。

行き先なんて、いつになってもわからないんだから。

それじゃあ、またね。