怒られる・失敗する不安

「まだできてないの?」と言われるのが怖い【HSPの時間管理】

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効率。スピード。時短。

仕事をしているとよく聞く言葉だね。だけど、考えて欲しい。

いつの間にか【早くやること=いいこと】と思うようになっていない?

仕事は早いけど1日が終わるとグッタリする

人より早く。いつも、効率よく!テキパキ!って眉間にしわ寄せて。毎日何かに追われた生活をしていると、周囲からは、

「仕事早いね!テキパキこなせてすごい!」

って言ってもらえるかもしれない。

だけど、バババッと仕事を片付ける爽快感と同時に、仕事後はグッタリして力を使い果たす。こんな状態なら注意して欲しいの。

さらに「仕事って、グッタリするものでしょ。」と思っていたら要注意だよ。

なぜなら、効率よく!って考えている時点でキャパオーバーになっている危険があるから。

こんな経験ないかな?

  • 朝から晩までびっしり埋まったスケジュール帳を見て、息が詰まりそう。
  • 「○時までに終わらせてね。」と時間を決められて、焦りながら作業する。
  • フリーランスで、予約が入ったら全部受けなきゃ!って予定を詰め込む。

こんな生活を送っていると、回復にとても時間がかかる。毎日充電を使い切って、途中で栄養ドリンク飲んで充電し直して。

「さっき充電したのに、もう残り20%かよ〜。常に充電してないと、すぐ切れるんだよね。」

っていうスマホみたいな状態になってしまう。

いろんなことに気がつくHSPは、勝手にいろいろ手をつけてパンクしてしまう傾向にある。

目につくと動かずにはいられないから。いつのまにか仕事をたくさん抱えることになりがち。

そこで、次のことを意識してほしい。仕事に時間を合わせるのではなく、時間に仕事を合わせる感覚。

時間内に終わらない仕事を、どう時間内に終わらせるか。ではなく、そもそもこの時間でできる量じゃないんだ。と思うことにする。

そして「これは明日でもいいですか?」って聞く。1日の終わりに「今日は結構使ったのに、まだ40%も残ってるよ!」っていうスマホになれるといいね。

「まだできないの?」と言われるのが怖い

そうは言っても、テキパキ仕事ができる大人ってカッコいいよね。ここで考えて欲しいのは、大人と子供の違いについて。

法律上では、20歳になったら大人の仲間入りする。それも将来18歳に変わるかもしれない。

だけど、ある年齢で大人と子供を区別されたからといって、実際に大人になれるわけじゃない。

小学生で空気が読めて敬語もしっかり使える。気の利いた会話ができる。大人のような子供がいるでしょ。(HSPはこのタイプが多い)

反対に、子供がいる年齢で無邪気で自由で自分を楽しんでいる人もいる。

ところが、社会はその年齢に沿った「できること」を求める。

「30代なら、出世して結婚して子供がいるのが当たり前。」

「小学生は、元気に毎日学校行って勉強するものだ。」

だけど、できるの基準さえ環境によって変わってくる。こっちでは許されたことが、ここだと許されないとか。

大人だからこれくらいできて当然。社会人はこういうもの。って、無意識に他人を自分の物差しでジャッジしていないかな。

それから、これは気をつけてほしいんだけど。

自分ができるって思いたい人は、できていない人を作り出すことがある。相手を非難することで、自分の正当性を保ちたくなるの。

その槍玉にあげられるのが、成長のスピードが平均より遅い人。

「入社して○年なのに、あれができない。」

「普通は、こうするのに。あの人はできない。」

って、勝手に評価される。もちろん、確信犯で反抗的にそれをやっている場合は、本人の問題。

だけど、頑張って努力して練習しても、できないこともある。

成長してるけど、カタツムリ並みのスピードだから、周囲には止まっているように見える。

「まだできないの?」なんて言われたり。

成長のスピードが遅い人にとって、社会ってとても生きづらい。(ちなみに学校も社会だよ。)

頑張っていないわけじゃない。ましてや、やる気がないわけじゃない。

よく観察してみたら、できるようになったことはいっぱいある。そして、人よりできていることもいっぱいある。

だから、まず自分が周囲との違いを受け入れて、マイペースに進んでいくことを許してあげよう。

お金の計算が苦手なら電子マネーを使えばいい

理由はわからないけど「早くやらなきゃ!!」と焦ってしまう。それは、周囲の誰かもしくは、社会の空気に共感しているだけかもしれない。

心当たりがあれば、日常の些細なことから自分のペースを掴む練習をしてみよう。

例えば、コンビニでお金を出すとき。

小銭が増えるのが嫌だからと、お釣りが玉でくるように計算して、お財布をスッキリさせる技。

計算が苦手な人にとっては考える時間がストレス。焦って失敗して、逆に小銭が増たり。

小銭が多くなると、それもまた足りるかな?って、数えている最中はヒヤヒヤドキドキ。

出すのに時間かかって「並んでいる人を待たせちゃう!!」と焦ってしまう。

誰に見られたわけでもないのに「管理できない人って思われたら嫌だな」って感じたり。

こうなったとき、大人だからお金の管理ができて当たり前とか、お会計の流れを止めたらいけないという、社会の暗黙のルールに共感しているの。

お金の計算が苦手なら、電子マネーを使えばいい。小銭が多くなったら「細かくてすみません」って言えばいい。

こんな感じで、日常の行動を振り返る。そして、それが本当に自分の基準なのか確認してみて。

まとめ

  1. 仕事を時間に合わせるのではなく、時間に仕事を合わせる感覚を持とう。
  2. できるの基準は、環境によって変わる。自分が周囲との違いを受け入れて、マイペースに成長していこう。
  3. 日常の行動を振り返ってみて、”自分以外の誰か”や、”社会の暗黙のルール”に共感しすぎていないか、確認しよう。

もっとゆっくりしていい。そう気づいたら、頼ることを意識してほしいな。

頼るのが苦手な人は、頼る=自分で何もしないというイメージを持っている。あるいは、サボってる・自ら動くことを放棄する、と考えているかもしれない。

だけど、そうじゃないの。頼るって、自分を全部預けることじゃないんだよ。あくまでも、やるのは自分。だから、頼るのは悪いことじゃない。

支えてもらいながら、サポートしてもらいながら。でも、自分でやるべきことを手放すわけじゃない。一緒にやる、分ける、シェアする。

そう考えたら、「頼る」が少し身近に思えるよ。