こちらは、ももかの個別相談コーナーです。
読者さんの質問や相談に、私の主観的な意見でお答えしていきます!
今回はご質問をいただきました。
【本日のご質問】
気持ちがわからなかった時、どんなことをされて自分の気持ちを知ることができたんですか?
私は生きづらさを抱えていたとき、寂しさや不安といった感情を掴むことができませんでした。
完全に「何それ?美味しいの?」状態です。笑
誰かの言った言葉を吸収して意見を述べることはできましたが、自分のことを自分の言葉で話すのが苦手でした。
現在は、寂しさも不安も掴むことができますし、自分の言葉で気持ちを伝えられるようになりました。(まだまだ訓練中ですが。)
当ブログでは、既に私が実行したことを記事にしているので、今回は総集編としてまとめておきますね!
3ヶ月間毎日「行動」と「感情」を記録する
アダルトチルドレンのカウンセリングで出された宿題が、毎日の行動を時系列で振り返って、そのときの感情の度合いを記録することです。
最初は全然しっくりこなくて、1日分を記入するのにとても時間がかかりました。
記録用紙の右上に感情を表す言葉の例が書いてあるのですが、どれもピンとこない。
「出勤前の気持ちは不安なのかなー?緊張ではない気がするし…」という感じで、1つ1つ吟味して感情を見つけていきました。
3ヶ月間毎日感情を記録し続けたことで、気持ちにはグラデーションがあることがわかりました。
同じ「寂しい」でも、時と場合によって感じ方が違うんです。それも、感情を意識する前は知りませんでした。
情報断食で内側の声に耳を傾ける
感情を掴む練習をしていたときに、情報断食もしました。情報断食とは、インターネットやテレビを使わずに生活することです。
- グーグルなどの検索機能を使わない
- SNSやテレビを見ない
- 雑誌など広告的な情報が載っているものを見ない
期間はうろ覚えなのですが、1ヶ月くらいは続けた気がします。
自分以外の人が発した言葉に触れる時間を意識的に減らす。すると、嫌でも自分自身の本音と対話する時間が増えるんです。
情報断食中に感じたことは、紙に書いたりメモしたりして、客観的に観察することも大切です。
常に「いまの気持ちを言葉にするなら?」と問いかける
アダルトチルドレンのカウンセリングが終わり、自主的に行った情報断食も終了した頃には、だいぶ自分の気持ちに意識が向くようになっていました。
そこで、感情を表現する言葉を調べてスマホのメモに保存し、何かあるとすぐ「いまの気持ちを言葉にするなら何が当てはまる?」と自分に問いかけることにしました。
脳の全く違う機能をスムーズにつなぎ合わせる訓練をするイメージです。
いまでも、常に「この気持ちを表現する言葉は?」と考えて、バリエーションを蓄えています。
この問いかけが習慣になったことで、自分の気持ちを掴む速度がグンっと向上しました。
気持ちを表現する言葉が増えると、人とのコミュニケーションも取りやすくなりますよ。
まとめ
生きづらさを抱えていたとき、友達から「ひとりでご飯食べるの寂しくないの?」と聞かれて、本気で「寂しいってどんな感覚かわからない…」と悩んだことがありました。
一人暮らしの部屋の中、夜中に突然真っ暗闇に飲み込まれてしまいそうな感覚に陥ったとき、訳が分からず混乱して過呼吸になりました。
いまなら、あのときの感覚が「不安」なんだとわかります。
気持ちが言葉にできると、周囲とコミュニケーションも取りやすくなるので、限界を超える前に助けを求められます。
リバウンドしない生きづらさ解消法を実践したい人にはオススメです!